パタゴニア・クライミングセッション＆クライマーズナイトin瑞牆

９月１２日に瑞牆にて行われました、パタゴニア主催・スティーブハウス来日イベント、クライミングセッション＆クライマーズナイトに参加してきました！
パートナーの枝中くんと偶然前々日からの休みがあったため、前乗りして一足先に瑞牆のクライミングを楽しもうと、初日はボルダー、翌日はルートに行く計画をしていましたが・・・。
二人とも瑞牆は初めてでしたがボルダーエリアのアプローチは分かりやすく迷うことなく、この日は人気（があると思う）課題を１級までを何本か登り堪能！！
しかし翌日はとにかく散々な一日に。
十一面岩末端壁エリアを目指したのですが、道を間違えまくってなんと４時間も道なき道をさまよい続け最終的には雨も降ってきてアプローチ敗退を喫してしまい心身ともに疲れ果てました。
最終日に同じエリアへ再度行きましたが、今思えばなんで間違えたのか不思議なくらい結構ちゃんとした踏み跡がエリアへ続いて一層残念な気持ちになりました。

１２日のイベントではゲストクライマーのスティーブハウスさんと横山勝岳さんらを含め大勢のイベント参加者みんなでボルダーセッションが行われました！
３級から６級くらいの課題でわいわい楽しくセッションした後はそれぞれ目当ての課題へ散っていき、私は【エレスアクベ　２段】を登りに行きました。
前夜ひどく寝違えて首が超痛かったですが、アドレナリンでごまかしてなんと完登できちゃいました！！
首の痛みがひどくなった気がしましたが登れたことの方が嬉しい！

この日の夜はクライマーズナイトと題し、パタゴニアスタッフさんより料理やお酒が振舞われる中、ゲストクライマーのクライミングスライドショーイベントが開催されました。

楽しい夜をすごした翌日は、アプローチ敗退を喫した十一面岩正面壁の【ベルジュエール5.11ｂ ９ピッチ】へ。
前回散々歩き回ったおかげか瑞牆の概容がつかめていたので、今回は難無く取り付きに到着できました。
１ピッチ目だけ5.11ｂとグレードが抜き出ていて、エイドで登る方も多いようです。
残りの８ピッチについては5.10前後でクラックやスラブと変化のあるいいルートでした！
私が奇数のピッチ、枝中くんが偶数のピッチとつるべで最後までのぼり、それぞれが適材適所でいいクライミングが出来たとおもいます。
ピークに立ち、ラッペルを開始。
３回目のラッペルに取り掛かろうとしたところに、下からなんとスティーブ横山パーティーがベルジュエールを登ってきました！
ラッペルとビレイ支点が同じ為、私たちはテラスで待つことにしましたが、世界のクライミングが見れたりいろいろお話も出来たのですごいラッキーというかいい時間となり嬉しかったです！

※ラッペル支点には残置スリングがぎっしりでどれも腐りかけだったので捨て縄とナイフを持って登った方がいいと思います。