足元注意!つるっつるの金峰山

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2013年04月16日 (火)~2013年04月16日 (火)
メンバー
天候
晴れのちくもり
コースタイム
瑞牆山荘上駐車場→(50)→富士見平小屋→(60)→大日小屋→(60)→大日岩→(130)→金峰山山頂→(100)→大日岩→(30)→大日小屋→(60)→富士見平小屋→(30)瑞牆山荘上駐車場
コース状況
とにかく大日小屋手前あたりから砂払ノ頭で稜線に出るまでは、スケートリンクの如くつるっつるの道が続きます。気が抜けません。そして稜線に出てからは雪が残っています。緩くなった雪の上は滑りやすく、傾斜のある開けた場所では滑落に注意が必要です!氷の部分で時間を取られて私たちは今回9時間弱歩行時間がかかりました。休憩も合わせると、出発から到着までで10時間(6:30-16:30)もかかりました。早めの出発をオススメします。
難易度
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感想コメント

ずっと行く機会を逃していた金峰山にやっと行けました。

道の駅に車中泊し、6:30に登山を開始しました。今回は登山大好き女子チームSARYのメンバー3人で登りました。(ひとり欠員でした、残念。)2013年はお揃いのチームTシャツを作り、今回は初おろしでした♪(もちろん綿じゃない) そして今回は新しく買った登山靴スカルパの【ミトスMF】の初おろしの日でもありました。いつもはLOWAのタホーを履いていますが、日帰り用に軽量のこの靴を今年から追加です。今回は行程も長めだし、新しい靴はウキウキする反面ちゃんと問題なく履けるか少しドキドキです。


歩き始めは上着がなくても平気なくらいの気温。雪のない山道を歩くのは久々!嬉しい^^
気持ち良い歩きの中富士見平小屋に到着、トイレ休憩。大日小屋を過ぎた位から凍った道が続きます。はっきり言ってもう少し先からだと思っていたのでもう?!という感じでした。アイゼン装着。スケートリンクのような透明のぶ厚い氷の上を歩くのはとても恐い・・・ヒヤヒヤしながら一歩一歩を踏み出しました。そんな時、氷の上で足を踏み外してしまい数メートル滑落しました。膝をついたまま後ろに落ちていき、幸い木にひっかかりましたが初めて体験する恐怖でした。膝に青あざだけで済んで本当に良かったです。滑落もショックでしたが、履いていたお気に入りのノースフェイスの【Verb Pant】が~~(涙)と、思って汚れを掃ったら穴もあいてなくてホッ。そこからは更に慎重に歩を進めました。

砂払ノ頭からは大好きな稜線歩きです。霞んではいましたが八ヶ岳、うっすらと南アルプス、目の前には去年登った瑞牆山が見渡せました。金峰山まで続く稜線がなんとも男らしくてカッコイイ!稜線上は雪が残っていますが、日差しでだいぶ緩んでアイゼンがきかなくて滑りました。山頂では1時間ほどランチ休憩をとりました。

雲の流れが速く、時折吹く強い風が少し不安でしたが最後まで天気はもってくれました。
下山時はカリカリだったスケートリンク状の氷が溶けてシャーベット状になっていたり水たまりになっていたり、川のように流れていました。そして今夜また固まってスケートリンクがつくられるんだろうなぁ・・・

今回私は軽アイゼン(6本爪)とチェーンアイゼンを持参しました。でもハッキリ言って12本爪にすれば良かったととても後悔しました。道産子の私もビビるつるつる道です。足元に注意です!!

そして今回初おろしの登山靴、スカルパの【ミトスMF GTXレディー】一日歩いてみて問題もなく。
軽いけどソールが硬くてしっかりしていて岩場も歩きやすい印象でした♪ 無雪期登山の新しい相棒、ミトス君。これからよろしくお願いします。


今日もお山、とっても楽しかった!!

フォトギャラリー

スタート!気合だぁ!

はじめましてのミトス君。

富士見平小屋

大日小屋

アイゼン装着

つるっつる!!

稜線出て視界が開ける

この稜線、いいわぁ~

だんだん近づく山頂

ごろごろ、アイゼンで歩きにくい

ご立派!な五丈石

山頂方位盤が埋もれてる

やったぜ!PEAK!

帰りも稜線に見惚れる

滑ったらどこまで落ちるのか・・・ひやひや

再びの氷道に備えファイトー!イッパ--ツ!

私が行きで滑落した現場です。

オリジナルチームTシャツ★

氷道抜けた~!!

落ち葉の道もふもふ~もうすぐ下山!やったぁ

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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