チーム赤岳の挑戦
- 投稿者
-
齋藤 千春
浦和パルコ店
- 日程
- 2014年02月03日 (月)~2014年02月04日 (火)
- メンバー
- 新潟亀田店・増田、他東日本エリア社員5名
- 天候
- 晴れ/曇り
- コースタイム
- 1日目 美濃戸口(50分)美濃戸山荘(120分)行者小屋(120分)赤岳頂上(60分)
行者小屋(30分)赤岳鉱泉
2日目 赤岳鉱泉(50分)美濃戸山荘(40分)美濃戸口
- コース状況
- 行者小屋までの林道は一週間前よりも雪が減り土が露出している部分もありました。文三郎尾根は急傾斜、登りはアイゼンとピッケルをしっかり利かせて一歩一歩登りました。
雪が少ないとはいえ、山頂直下は強風、岩も出てくるのでキックステップと三点支持で気が抜けません。
- 難易度
感想コメント
5日前に硫黄岳に登って、赤岳に登る為に再びこの地に戻って来ました。前回よりも難易度アップ、天気も心配ですが元気良く出発。あれ、雪が解けてる。厳冬期でこの雪の少なさは珍しいそうです。
美濃戸山荘からの分岐で南沢へ進路変更。北沢よりも沢に近く沢に沿って高度を上げて行きます。林を抜け河原に出ると視界が一気に開け、圧巻の横岳が正面に迫ってきます。
行者小屋を越えると本番スタート。次第に道が急になり、文三郎尾根が立ちはだかります。息が上がりますが、左手の硫黄岳と横岳、右手の阿弥陀岳の堂々たる姿に励まされながら一歩一歩踏みしめました。阿弥陀コースと合流する地点までやって来ると突然強風が襲い掛かってきました。一瞬怯みましたが、権現岳の向こうに南アルプスが!それを見て俄然力が湧いてきたので一気に山頂を目指しました。
梯子や切れ落ちた狭い岩場など難所を一つ一つ慎重にクリアし遂に山頂に出ました。しかし強風と共に雪も散らついてきたので、登頂の喜びを噛みしめる暇も無く早々に下山を強いられます。登り以上に神経を使いながら何とか下りましたが、冬山の怖さのほんの一端を垣間見た気がしました。
危惧していた文三郎尾根は、雪質が足首まで埋まる程度の適度な固さだった為着地がかえって安定し、意外にも下りの方が楽でした。途中カモシカの子供がひょいと顔を出し、ほっと和む瞬間もありました。それからは一気に下り、赤岳鉱泉まで駆け抜けました。
そしてお待ちかね夕食タイム☆この短期間に雪山で再びステーキにありつけるとは、贅沢です(*´ω`)登頂も果たしたので、その後の女子会も大盛り上がり!実に楽しい一時を過ごしました。ソロもいいけど仲間がいるってもっと素敵ですね!皆さんお疲れ様でした!
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