紀見峠~岩湧山~槇尾山ダイヤモンドトレール縦走

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投稿者
大久保 伸哉
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日程
2014年02月17日 (月)~2014年02月17日 (月)
メンバー
大久保 伸哉(なんば店)
天候
晴れのち曇り
コースタイム
南海電鉄紀見峠駅(30分)紀見峠(80分)三合目(40分)五ツ辻(25分)岩湧山(15分)鉄塔75(30分)カキザコ(20分)新関屋橋(滝谷ダム湖)(30分)ボテ峠(20分)追分(20分)施福寺(15分)蔵岩(30分)満願寺(30分)南海バス槇尾山口バス停  総歩行時間約385分
コース状況
南海紀見峠駅から峠までのアプローチは、一部凍り付いていましたが、特に問題ありません。
峠からはさっそく雪道になりました、三合目くらいから雪質も少し乾いたものになり、積雪量も約20㎝と増えてきます。トレースはすでにはっきりとついており、非常に歩きやすかったです。山頂部の稜線近くになると積雪量は約30㎝。滝畑方面に下り始めると日当たりのよいところは地面が出ており、雪解けでドロドロのところもあります。ただ日陰はたっぷりと雪が残っており、登山道入り口近くまでアイゼンはつけっ放しでした。
槇尾山も登り始めてしばらくすると雪が出始め、やはりアイゼンは必携。日陰で積雪約7~8㎝ぐらいでした。
難易度
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感想コメント

2日まえに全国的に大雪になりましたが、金剛・岩湧山系でも30~50㎝ほどの積雪となったようで、さっそく先週からのダイトレの残りのコースを歩いてみました。いつにない積雪量で雪歩きを堪能。特に三合目付近から山頂を超えて下るまでは雪質もそこそこ良く、十分に雪上ハイキングを楽しめました。風は冷たかったのですが、昼過ぎまでよく晴れていましたので、岩湧山山頂からの眺望も楽しめました。
アイゼンはこの日ほぼ全行程で装着。ストックもできれば持っていかれると歩きやすくなるでしょう。
槇尾山は、西国第四番札所の施福寺の山として参拝者が多い山のようですが、随所に枝分かれした道があり、少し標識もわかりにくいので要注意です。また、下山後のバスも、コミュニティーバスを利用する場合は時間の下調べもしたほうが良いでしょう。ちなみに私は、下山後南海バスのバス停まで30分かけて歩きました。

フォトギャラリー

岩湧山山頂部。たっぷりの雪で真っ白です。

紀見峠。前回の続きで始まります。

さっそく雪道です。峠付近で積雪約7~8㎝。

ボ谷ノ池。

いよいよダイトレ名物丸太階段の始まり。

ひとしきり登ってようやく三合目到着。このあたりから雪質もよくなり、積雪量もぐっと増えて約20㎝。気持ちのよい雪上ハイクになりそうです。

根古峰付近。天気が良すぎて木に降りf積もった雪が爆弾のように落ちてきはじめました。私は二回直撃を食らいました。

南葛城山方面への分岐を過ぎ、五ツ辻に。約50㎝幅のしっかりしたトレースがついて歩きやすい雪道です。この先で合流するいわわきの道は工事中のため通行止め。

東峰を過ぎ、岩湧山山頂への最後の登り。天気が良く日の光が雪面に反射してまぶしいです。

岩湧山山頂に到着。風は冷たかったですが抜群の展望でした。山頂部で積雪約30㎝。

カヤトの草原付近の下りは雪を蹴散らしながら駆け下りて通過。滝畑方面に進み、送電線の鉄塔付近まで下りてきました。この辺は日当たり良く、すでに雪が解けて足元ぐちゃぐ

さらに降りてくると登山道の雪もかなり薄くなってきました。

カキザコ付近。奥の稜線は南葛城山方面。

どんどん下って、ようやく滝畑ダム湖上流の新関屋橋に下山。ここで今度は、ダイトレを槇尾山方面に向かいます。

登り返しが結構堪えますがボテ峠に到着。写真の標識の裏に「身を削り人につくさんすりこ木のその味知れる人ぞ尊し」の句のラクガキ(?)が。ま、でもいい言葉ですね。

いったん下りて再び番屋峠に上り返し、さらに追分に降ります。

最後にぐっと登り返して施福寺に到着。

ダイヤモンドトレールの槇尾山側の起点です。

虚空蔵堂裏から蔵岩に登りました。このルートは足元が非常に悪いのであまりお勧めしません。前方ピークが槇尾山山頂。

蔵岩からは満願寺方面に下山。このあと槇尾山口バス停まで林道を約30分歩きました。お疲れ様でした。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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