山の辞典 : ら行

レンズ雲(れんずぐも)

山や山脈の上空に風と地形の影響によって、山頂付近を湿った空気が昇る際に断熱冷却されてできる。傘雲、笠雲とも呼ばれる。山を越える雲が連続して上下することで山頂から離れて連続してできることもある。観天望気では上空に強い風と湿った空気があることから悪天候の前兆といわれている。