富士山(富士宮口)

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2018年09月11日 (火)~2018年09月11日 (火)
メンバー
天候
雨のち晴れ
コースタイム
富士宮口五合目-(15分)-六合目-(40分)-新七合目御来光山荘-(35分)-
七合目山口山荘-(30分)-八合目池田館-(30分)-九合目萬年雪山荘-(25分)-九合五勺胸突山荘-(30分)-富士宮口頂上浅間大社奥宮-(20分)-吉田口・須走口頂上久須志神社-(10分)-金明水-(30分)-剣ヶ峰-(10分)-富士宮口頂上浅間大社奥宮-(35分)-九合目萬年雪山荘-(35分)-七合目山口山荘-(20分)-新七合目御来光山荘-(35分)-富士宮口五合目
コース状況
迷いやすい箇所はありませんが、富士宮ルートは、富士山全登山道の中で最も標高が高い位置からスタートするため、最初から勾配がきつめです。標高も一気に上がるので、高山病にも注意が必要です。ゆっくり、マイペースで登りましょう。

ルート上の多くが岩場やガレ場なので、転倒や足をくじかないように注意が必要です。

晴れていても頂上付近は気温が低く、風も強いです。防寒対策はしっかりとしていきましょう。
難易度
Google Map
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  • おとな女子登山部

感想コメント

このルートには何回か登っていますが、閉山後に登ったのは初めてでした。

良い点は、マイカー規制が解除されていて五合目まで車で上がれること、登山者が格段に少ないことなどが挙げられます。

悪い点は、山小屋がほとんど閉まっているので、水や食料などを途中で確保できないため、必要量をすべて自分で持っていかなくてはならないことや、救護所なども閉まっているので何かあった時に駆け込める施設がほぼ皆無だということでしょうか。
それ相応の準備や対策が必要になってきます。

最初は雨で始まった今回の富士登山ですが、六合目付近からは晴れになり、そこから上は大体晴れてくれたので、素晴らしい景色を堪能でき、お鉢巡りもできたので大満足でした。駿河湾や伊豆半島、相模湾まで見渡せて、さすがは日本一、富士山の高さを再実感しました。

僕は体質からか、毎回高山病に苦しめられるので(特に頭痛)、のんびり登りましたが、単独だったこともあり、休憩なども自分のペースで決められたので、結果的に複数人で行く時よりも早く登れました。

天気や展望に恵まれ、空いていて、しかも久々に頭痛がほとんど出なかったので、いつもにも増して充実した富士登山となりました。

フォトギャラリー

富士宮口五合目から出発です。

六合目に向かう途中で雨が止み、晴れてきました。

六合目、雲海荘。

元祖七合目、山口山荘から頂上方面を仰ぎ見る。が、見えているのは八合目、池田館。まだ先は長い。

九合目、萬年雪山荘。多くの山小屋は小屋閉めと同時に看板も外してしまっているので、パッと見、何という山小屋か分かりません。ここは石碑のおかげで、すぐに分かります。

九合五勺、胸突山荘。今度は頂上がはっきり見えています。

頂上まであと30分。とはいえ、岩場の急登で毎度のこと結構しんどい。

薄い空気の中、息も上がり、低めの気温で汗も引いてきた頃・・・

富士宮口頂上に到着です。

すぐ隣の御殿場口頂上付近から、火口を臨む。今回は反時計回りにお鉢巡りをして、剣ヶ峰を目指します。

吉田ルート・須走ルートの頂上の山小屋群が見えてきました。最盛期は多くの人で賑わいます。もう小屋は閉まっているので、閑散としていました。

山小屋群の外れにある、久須志神社。

水が湧き出る金明水。

お鉢をぐるりと回って、最高峰・剣ヶ峰に到達しました。何度来ても達成感があります。シーズン中は、写真待ちの人々で行列ができてますが、今日は待ち時間なしでした。

馬の背を下ります。ここが一番急で、滑りやすい。

振り返って剣ヶ峰。

富士宮口の頂上に戻ってきました。一休みして下山します。

九合五勺、胸突山荘から山頂を振り返る。

七合目付近まで下りてくると再びガスが出てきました。上では天候に恵まれて本当に良かった。

無事に五合目に帰ってきました。お疲れ様でした!

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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