菩提山城跡ハイキング

菩提山城は西美濃の垂井町にある菩提山（ぼだいさん・402ｍ）に築かれた山城で竹中半兵衛（重治）の父、竹中重元によって竹中氏の居城として築かれた城です。重元、重治、重治の嫡男、竹中重門と継がれましたが、重門が山麓に竹中陣屋を築いたことにともない廃城になりました。東西150メートル・南北300メートルの大きな山城で2024年に行われた発掘調査により建物礎石が発見され、単なる砦ではなく居館として用いられた屋敷が山上に存在したことが確認され、今でも発掘調査が行われていました。
今回は電車とバスのアプローチですので、菩提⇒大手の周回コースで歩きました。
菩提・大手道分岐でようやく展望が見えますが、ここまではほぼ樹林帯の中ですがよく整備されています。この分岐からしばらくで城跡エリアに入り、土橋や曲輪・堅堀・堀切が多数、標識とともに紹介されています。
山頂エリアは二の曲輪・三の曲輪・西の曲輪・出曲輪などで本丸を防御する曲輪が多数あり、各々に堀切が作られています。本曲輪が発掘調査中で入れなかった為、山頂には入れなかったですが、山頂は切り開きがあり垂井の街並みや養老山が見られます。帰りは大手道で下山、こちらは尾根コースです。麓には竹中陣屋跡や墓などがあり、街を上げて、整備されていました。
バス停がある岩手街つくりセンターでは資料館などもあります。

秋の低山の服装
①ウエアー
インナーは（フォックスファイヤー）長袖Tシャツ+（アイスブレーカー）半袖Tシャツ
ボトムスは（マーモット）トレックコンフォ

②ギア
登山靴は（スポルティバ）「トランゴトレックGTX」
ザックはノースフェイス・テルス35