おとな女子登山部レポート燧ケ岳・至仏山(尾瀬)

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投稿者
あやや(おとな女子登山部)
日程
2013年08月20日 (火)~2013年08月22日 (木)
メンバー
紀三井寺店:藤林、グランフロント大阪:中本、神戸本店:松浦
天候
コースタイム
1日目:戸倉からバスで大清水駐車場~一ノ瀬(70)~尾瀬沼山荘(90)~尾瀬沼キャンプ場泊(20)
2日目:尾瀬沼キャンプ場~長英新道~俎嵓(210)~紫安嵓(20)~見晴新道~見晴キャンプ場泊(165)
3日目:見晴キャンプ場~山の鼻(105)~至仏山(180)~小至仏山(35)~鳩待峠(90)
コース状況
雨のため、木道がとても滑りやすかったです。
また、至仏山は蛇紋岩と呼ばれる、とても滑りやすく風化しやすい岩が点在しています。
(※至仏山は、自然保護のため残雪期の5月~6月中は入山禁止です。)
縦走される方は、しっかりとしたハイカット靴をお勧めします。

尾瀬では明け方もしくは夜に熊がよく出没するとのことでです。熊鈴を持参して下さい。
難易度

感想コメント

夏山の締めくくりに尾瀬に行きました。

尾瀬といえば、小学生の頃に木道をひたすら修復する人の話を本で読んでから
いたく感動し、いつか行きたいなぁと思っていた地です。

今回訪れることができてとても嬉しかったのですが
しかしながら、関西からの道のりが長い・・・。マイカーの場合は覚悟が必要です。

ハイシーズンを過ぎた尾瀬は、人もほとんどおらず、ゆっくりとした山行が楽しめます。
せっかくの遠出なので、今回は燧ケ岳と至仏山をテント泊することにしました。

1日目
3時間なので、足慣らしにゆっくりと尾瀬沼キャンプ場へ。
あいにくの雨でしたが、尾瀬沼ヒュッテでお風呂も入り、早くも尾瀬の施設完備の凄さを実感しました。
尾瀬沼の前に、明日登る燧ケ岳が雲をかけてそびえていました。
明日待ってておくれ!と意気込んでごはんをしっかり食べました。

2日目
最初はゆるやかな傾斜ですが、最後らへんがきつい。
正直なめてましたが、さすが東北地方の最高峰です。
途中、トレランの練習している人を多く見かけました。

山頂は、最高峰である柴安嵓(しばやすぐら)(2356m)、三角点のある爼嵓(まないたぐら)(2346m)、ミノブチ岳(2220m)、赤ナグレ岳(2240m)、御池(みいけ)岳(2260m)の五峰があります。
爼嵓からはあいにくお天気が悪く何も見ることができませんでしたが、通常、会津駒ヶ岳や平ヶ岳が望めるそうです。
その後、山の鼻まで行く予定でしたが体調不良で見晴キャンプ場でストップしました。
明日の行程が少しきつくなり、本当に申し訳なかったです。

3日目
早めに出発することにして、尾瀬ヶ原の木道で朝食を取りました。
誰もおらず尾瀬を3人で貸切です♪
至仏山は、登り始めて割とすぐに森林限界がやってくるので、直射日光がきついです。
中間地点では岩場が多く、終盤は木道の階段の連続です。
ペースを乱さず、疲れたら振り返り尾瀬ヶ原を見て、また黙々と歩くとようやく頂上です。
燧ケ岳とは一変して、人がたくさんいました。
山頂~小至仏山までの一帯では高山植物が目を楽しませてくれます。

また、オヤマ沢田代の湿地が日差しを受けて、キラキラしてとても綺麗でした。

静かな山歩きをしたい方は今の時期位が丁度いいかもしれませんが
花の時期は過ぎていましたので、来年は5月下旬から6月中旬にかけてのミズバショウの季節に出掛けたいです。

フォトギャラリー

OZE DAZE

今年の夏のお約束、雨からスタート

滑ります、木道!

冷やしキュウリとかラムネがあります

岩清水

尾瀬沼と燧ケ岳

オゼソウ

尾瀬沼ヒュッテはお風呂完備♪

燧ケ岳へ。足元注意

頂上よりメッセージ★

翌日、04:30出発。森のクマさんを唄っては駄目です

やっと晴れました

至仏山入口。ナナめってます

尾瀬ヶ原を一望

結構寒いので、ライトダウンを着ました

タカネナデシコ

ユリ科?名前不明

小至仏山

視界良好

気持ちいい稜線歩き

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