焼岳BC 南尾根~下堀沢

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投稿者
林 勇樹
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日程
2014年03月09日 (日)~2014年03月09日 (日)
メンバー
松本パルコ店 林
他3名
天候
晴れ
コースタイム
釜トンネル(60分)下堀沢出合(140分)中の湯ルート合流(90分)2318m(50分)南峰(20分)2318m(30分)下堀沢・梓川出合(40分)釜トンネル
コース状況
梓川は行きも帰りも雪は繋がっていた。
2318m鞍部に至る東寄りの斜面はクラストが露出している場所もあり、通過に注意。
2318mより上はウィンドクラストしていてアイゼンが必要。
南尾根南東やや南寄り斜面は最高のパウダーバーン。
下堀沢下流日射を受ける斜面は若干モナカ気味。
下堀沢の源頭本筋もパウダーのようでした。

新島々のセブンイレブン、閉店してます。松本方面からの方は食料などの調達は手前のコンビニで済ませてください。
国道158号線稲核~沢渡は先日雪崩事故があった道ですので、走行には十分注意してください。
難易度
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感想コメント

最高の天気・雪質に恵まれました。
3日前からの降雪、昨日の吹雪(昨日はシューティングクラックが簡単に入ったそうです…)で雪質に不安がありましたが、弱層テストでも顕著な破断は見られませんでした。
雪質が良いので南尾根2318mの鞍部から下堀沢上部へドロップし、その後下堀沢源頭まで詰めて最後は源頭から梓川まで沢を滑走しようと考えましたが、2318m直下で表面がカリカリになりだしてきたので、源頭はアイスバーンだと勝手に思い込み、南峰往復~下堀沢滑走のプランに変更しました。結果的にこれは勘違いで、源頭から滑るスノーボーダー達が気持ちよさそうにスプレーを上げながらシュプールを描いているのが南峰から見てとれたので、ちょっと後悔しました。
2318m~南峰までは場所によって結構硬い雪面になっており、アイゼン歩行が妥当だと思いました。スキーをピークまで運んでも満足な滑走は楽しめないと思い、空荷で往復しました。アンザイレンして下降しているパーティーもいました。
2318mより下堀沢への滑走は、上部は上質のパウダーで源頭に行けなかった分を取り戻せました。下部は日陰の斜面は重いパウダーが残っていましたが、日向は表面が硬くなりはじめてきていて板を取られる場面もありました。
滑走30分で梓川まで到着し、スキーの機動力を改めて実感しました。

行きは沢渡から釜トンネルまでタクシー(2900円)、帰りは中の湯(釜トンネルから歩いてすぐ)から沢渡までバス(960円)を利用しました。タクシーは土日は沢渡に停車している可能性があるみたいですが、手配した方が無難です。坂巻温泉に駐車して釜トンネルまで歩いていくパーティーもいましたが、台数が限られているので温泉に確認した方が良いでしょう。

フォトギャラリー

誰もが圧倒される焼岳の噴煙

渡渉

つぼ足で急登

緩やかになったのでシールを付けました。

岳沢が良く見えます。

中の湯ルートと合流

ピークめがけて進みます。

ちょっと登りにくい尾根

写真ではよくわかりませんが、カリカリなんです。

荷物をデポして南峰へ登ります。

板を担いで登る人もいます。

南峰着

滑走開始~

プロのテクニック

皆さん上手です。

最高でした!

危険地帯はスピーディーに

日陰はパウダーでした。

右岸を巻きます。

この堰堤以外は隠れてました(たぶん)。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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