九州の山を走る~①霧島連峰の甑岳(こしきだけ)をトレイルランニング
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2014年03月25日 (火)~2014年03月25日 (火)
- メンバー
- 天候
- 曇り時々雨
- コースタイム
- 駐車スペース(2分)甑岳登山口(3分)池めぐり自然研究路分岐(15分)甑岳山頂(20分)甑岳火口周回(10分)池めぐり自然研究路(20分)御池展望台(25分)エコミュージアムセンター(10分)不動池(10分)硫黄山(10分)駐車スペース
- コース状況
- 駐車スペースから甑岳登山口までは車道。登山口からはいきなり下り始めるがほどなくして平坦に。しかし、すぐに急登の登山道になる。当然“走れる”道ではなく、膝を手で押しながらの登りになる。甑岳山頂は広く、休憩適地。正面には韓国岳が迫る。甑岳火口は湿原になっているが、池塘のそばまでしか入れない。すぐに山頂へ戻り、火口周回路に入る。ここは西側からはまた違った角度からの韓国岳が楽しめる。ゴツゴツしており、走りやすいとは言い難いが、甑岳への登りよりは走れてテンションが上がる。
甑岳だけだと物足りないし、時間に余裕ができるだろうから池めぐりも楽しもう。『不動池』、『御池』、『白紫池』を巡る。樹林帯が中心だが、このトレイルがなかなか気持ち良い。アップダウンが比較的少なくて走りやすいし、多くの鹿にも出会える。ちなみにロングトレイルを楽しみたいなら(今回は訪れなかった)韓国岳の南西に広がる『大浪池』を巡り道もある。
さらに“泣きの一発”で硫黄山にも登った。荒涼としたオドロオドロシイ雰囲気が何とも言えずGOOD!ここからの韓国岳もよい。岩場が多く足元要注意。
- 難易度
感想コメント
天気予報では「午後から☂」。だからこの日の山行は諦めていたが、昼前の空模様を見ていると何とか持ちそうだ。というわけで、ようやくつかんだこの機会。九州トレラン第一弾へ出かけることに。最初は本州最南端の百名山『開聞岳』に行こうと思っていたが、(雨が降らないとはいえ)芳しくない天気では行きたくないなー、と思っていた。独立峰だし登山道は一本しかない(*一般的には)。しかし、霧島連峰なら色々な山やコースがチョイスできるだろう。地図を眺めていたら距離が短い割りには樹林帯、岩稜帯、湿原…と刺激に富んだトレイルがありそうな『甑岳』が目に飛び込んできた。15分で準備をして昼前に出発。
霧島温泉郷まで高速道路を使って1時間と少し。栃木県宇都宮市に住んでいた頃、日光へ何度も出かけたがそんな感覚がよみがえってきた。日光の山々はまだ雪に閉ざされているが、霧島の麓は桜が咲き、すでに春真っ盛り。しかし、さすがに高度をぐんぐん上げ、登山口まで来た頃には肌寒くなっていた。
今回のルート上にはやはり想像していた通り、樹林帯から始まり、本格的な登山道を経て岩稜帯、そして湿原、苔の生すアップダウンの少ない走りやすい樹林帯、展望のよい池めぐり、最後に荒々しく草木を拒む硫黄があふれる岩稜帯、と刺激に富んだポイントがあった。甑岳のピークハントのつもりだったが、予定の倍以上の距離を楽しんでしまった(#^.^#)♪
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