残雪の立山・雄山
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2014年04月21日 (月)~2014年04月23日 (水)
- メンバー
- 天候
- 1日目:雪・雨・みぞれ 2、3日目:晴れ
- コースタイム
- 【1日目】室堂~雷鳥沢キャンプ場(120分)
【2日目】雷鳥沢キャンプ場~室堂(50分)~一ノ越(50分)~雄山山頂(90分)~室堂(120分)~雷鳥沢キャンプ場(60分)
【3日目】雷鳥沢キャンプ場~剱御前小舎(120分)~雷鳥沢キャンプ場(60分)~室堂(100分)
- コース状況
- トレースあり。室堂から一ノ越まではスノーシュー、わかんが良いです。
一ノ越~雄山山頂からはフルアイゼン、ピッケル必携。急登なので、滑落に注意。
キャンプ場~剱御前までもトレースあり。尾根にあがり、小屋までのトラバースは道幅が狭い為、滑落に要注意。
- 難易度
感想コメント
残雪の立山に行って参りました!
開通して5日後に入山したため、登山客やスキーヤー、観光客で室堂まではと~~~っても混雑していました。
(行きも帰りも混雑していたため、そこが今回で一番疲れたところかも・・・^^;)
初日はみぞれ、雨、暴風と色々とてんこ盛りでしたが、当日はキャンプ場までの行動予定だったので気持ち的には余裕がありなんとか無事に過ごす事ができました。
そして2日目、3日目はともに晴れ!風も比較的弱く、気持ちのいい登山日日和となりました。
本来は2日目に立山三山~別山を回る予定でしたが、雄山より先はトレースが無く、ガスも上がってきたため雄山のみのアタックとなりました。
雄山山頂からは北アルプスを一望する事ができ、剱岳も望むことができました。
キャンプ場に戻り、焼き肉パーティーをして雷鳥沢ヒュッテにて温泉に入り、帰りは満点の星空も見る事ができましたので、まずまずの1日となりました。
3日目は剱御前小屋まで。雷鳥坂はまだまだ雪深く、斜度もあまりないのでストック、スノーシューを使った方が登り易いです。ただし小屋手前より雪が締まっていたので、不安な方はアイゼンの方が安心して歩けます。(ここもストックではなくピッケルに替えた方が良いですね)
小屋から剱岳を堪能したあとはキャンプ場~室堂~扇沢へ戻り、扇沢付近にある「薬師の湯」という浴場にて癒され、その後帰路につきました。
今回は初日に装備が濡れてしまったことで精神的に余裕を失ってしまい、予定していた行程をこなす事ができませんでした。(もちろん他にも原因はあります)
天候はどうしようもありませんが、事前にあらゆることを想定し、そして対策を打ち、技術面はもちろんですが精神的な余裕を持てるよう、さらに精進していきたいものです。
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。