白山と荒島岳の展望!赤兎山(あかうさぎやま)
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2014年06月21日 (土)~2014年06月21日 (土)
- メンバー
- 天候
- 晴れ(薄曇り)
- コースタイム
- 登山口→(40分)→小原峠→(40分)→赤兎山山頂→(20分)→赤兎避難小屋→(20分)→赤兎山山頂→(30分)→小原峠→(30分)→登山口
- コース状況
- 特に危険個所はありません。
ニッコウキスゲは1株だけ咲いていました。
ササユリは咲いていませんでした。
あと半月ほど後にはたくさん咲きそうです。
- 難易度
感想コメント
以前、白山登山のために福井北ICから国道157号線を北上しているときに見つけたのが「赤兎山登山口」の看板。
赤兎山(あかうさぎやま)。
なんとも可愛らしい名前の山で頭に残り、いつか登ろうと思っていました。
初夏はニッコウキスゲなど、花がとてもきれいということです。
最短ルートは登山口から1時間半ほどで登れ、のんびりハイキングという感じ。
ただ、登山口まで細い林道を30分ほど車で走る必要があります。
登山口から小原峠までは緩やかな樹林帯の登り。
チゴユリやアカモノ、マイズルソウなどの花が登山道沿いに咲いていて楽しいです。
小原峠から右へ行くと赤兎山、左へ行くと大長山(おおちょうざん)。
赤兎山への登りはやや急登。
登りきるとやや平らになって、山頂に至ります。
ちょうど白山と荒島岳の中間にあるので、北には白山、南には荒島岳が眺められます。
天気がよければ白山の絶景!なのでしょうけれど、この日は薄曇りでくっきり見えませんでした。
山頂から先へ行くと、そこが赤兎平という平らな草原。
ここにたくさんのお花が咲きます。
ゴゼンタチバナやツマトリソウが咲いていました。
ニッコウキスゲは一株のみ。シーズンは半月後のようです。
この株は季節を間違えたのでしょうか?
ササユリもまだ咲いていませんでした。
赤兎避難小屋の近くにはイワカガミ、イワイチョウが咲いています。
赤兎山だけでは物足りないので、大長山もついでに登っていこうかと思いましたが、お天気も悪そうなので早々に下山しました。
これから花もたくさん咲き、標高差も少なく気軽に登れる山なので、登山を好きになってもらいたい方を連れていくにはとても適した山だと思います。
花の季節、ということもあって小さな羽虫が多いです。
虫除けスプレーは必須です。
ちなみに、赤兎山の山名の由来ですが、赤いうさぎが住んでいるわけではなく、兎の様な丸みを持った女性的ななだらかな山容から来ているようです。
フォトギャラリー
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。