福井県美浜町・耳川水系うつろ谷
- 投稿者
- 伊藤 博人
- 日程
- 2014年06月25日 (水)~
- メンバー
- 名古屋駅前店 鷲尾
福井北四ツ居店 下前 中島
あべのハルカス店 伊藤
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 粟柄越登山口(入渓地)→(330分)→鞍部→(5分)→明王の禿→(15分)→赤坂山→(60分)→粟柄越登山口
- コース状況
- 滝登りのある初級向けの沢
滝を登る箇所が数ヶ所ある。ホールドやスタンスがあり登りやすい反面、苔がぬめり滑りやすい。高度感のある滝もあり、安全確保のためロープが必用。
入渓地点である粟柄越の登山口まで車で入れました。路面は登山口が近づくと砂利道となります。水抜きの溝が道路を横切る部分では段差が大きく注意。
入渓後、堰堤が3箇所ありますが、左側から簡単に越えられます。
滝はぬめるため注意が必要。
左岸に草付のある滝は中ほどに残置ハーケンあり。
くの字に曲がる滝には中段に残置スリングのかかるハーケンあり。
沢の上部、ナメが連続し始めると詰めの体制に。読図orGPSでしっかり確認しながら進む必要がある。
支谷がたくさん流入するようになるが、赤坂山と明王の禿の間にある鞍部をまっすぐに目指す流れをたどる。流れが稜線の直下で方向を北向きに変える所(灌木の間から稜線が見える)で灌木の間に入るとやぶ漕ぎをせず100m程歩いただけでにすぐに稜線に上がれる。
粟柄越えの道は鉄塔の巡視道を兼ねているようなので登山者は少ないが、意外と踏み跡がはっきりしており楽に歩く事ができる。
- 難易度
感想コメント
登れるかな?と思いながら登れる滝が多い。なので登れた充実感があり楽しい沢です。
昨年の今古川に続き福井・若狭の沢へ。
梅雨ですが快晴。太陽の光が降り注ぐ中、快適な沢登りをしました。
最初の10mの滝に始まり、次から次に現れる大滝小滝をこなし、ナメが続くようになると源流も近し。細い流れをたどると稜線の直下へ。
赤坂山の頂上からは琵琶湖が眼下に広がり、さわやかな風が吹き抜け爽快。
詰めは失敗すると大変なやぶ漕ぎになるようですが、今回は成功してやぶ漕ぎも詰めの急坂の登りもなく稜線に立ちました。
展望の広がる赤坂山からは琵琶湖も望む事ができましたし、下山も登山道完備。
いい沢でした。
今回のお役立ちはGPS。自分の位置と地形がすぐに理解でき、詰めを成功へと導いたアイテムでした。
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