「秩父・大若沢」
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2014年07月25日 (金)~2014年07月25日 (金)
- メンバー
- 天候
- コースタイム
- 駐車スペース(10分)入渓点(20分)勘兵衛ノ滝の滝(120分)金山沢出合(50分)魚止の滝(30分)遡行終了点(60分)駐車スペース
- コース状況
- ■今年は大雪だったようで遊歩道に架かる橋が崩壊していました。また、入渓点に向かうまでの道や、中津川林道にも落石が多くありました。通過時は気を付けて下さい。
■沢自体は初級ですが、下山路を遊歩道とする場合、しばらくの期間(遊歩道の整備が完了するまで)何度か沢に下りて沢沿いに下る部分が出てきます。どこで沢に下りるかも含め、初心者だけで入渓するのは危険です。
■どの沢も、時期や水量によって登攀ラインが変わります。登攀ライン選択は慎重に、よく考えて。また、難しいと感じたら迷わずロープを出したり、巻きましょう。
- 難易度
感想コメント
沢初心者と出かけるため、アプローチが良く、下山も安心、適度に登れる滝があり、釜では泳げる。
そんな都合のいい沢で、人が少ない場所を探して決めたのが、今回の大若沢でした。
以前に、一度歩いたことがあります。
深い釜で泳ぎ、滝を登り、遊歩道を下山路として使えとても快適でした。
夏休みに入っていることもあり、秩父市内をぬけるのに少々時間を取られ、準備をして歩き始めたのは10時近くになってしまいました。
初心者が2名いて、場合によってはロープも出すつもりなので、リミットを何時にするかがカギですが、多少の余裕を見て、14:00を遡行終了と考えました。
駐車スペースから、荒れた登山道を想像できる崩壊のあとが目立ちます。
それでも、期待と楽しみが気分を高揚させているようで、初心者2名も付いてきます。
橋の崩壊等もあり、入渓点は前回よりかなり手前からスタート開始です。
すぐに「勘兵衛ノ滝」が現れます。クライミングジムとは違う動きに戸惑いながらも、新人2人とも無事通過。
小滝やナメが続く中、快適な遡行ができます。
ナメや、秩父の濃い緑の中を、時には泳ぎながら進みます。
夏ならではの楽しみです。
金山沢との分岐で、トイ状12m滝が現れます。
さらに、魚止めの滝や直瀑もあり安全を考え、2回ロープを出しました。
所々、交差する遊歩道は、完全に崩壊している部分があり、下山路をどうするかはギリギリまで考えました。登り返しの斜面も足を取られるので慎重に進みます。最後の、崩壊した橋を慎重に通過して、駐車スペースへ。
快適な夏の一日でした。
※現在、遊歩道は利用禁止です。車は駐車スペースに入れません。三峰口からのバスと徒歩による入渓になります。
また、入渓後は完全な自己責任で行動しましょう。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。