中央アルプス 木曽駒ヶ岳

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投稿者
梅原 操
日程
2014年07月28日 (月)~2014年07月29日 (火)
メンバー
イオンモール東久留米店 梅原  友人
天候
28日:晴れ  29日:晴れ
コースタイム
1日目:千畳敷⇒【45分】⇒乗越浄土⇒【35分】⇒駒ヶ岳頂上山荘⇒【40分】⇒宝剣岳⇒【50分】⇒伊那前岳⇒【45分】⇒駒ヶ岳頂上山荘

2日目:駒ヶ岳頂上山荘⇒【20分】⇒木曽駒ヶ岳⇒【15分】⇒駒ヶ岳頂上山荘⇒【90分】⇒千畳敷
コース状況
千畳敷から乗越浄土までの登山道は狭く急なので、譲り合って通行しましょう。

宝剣岳へのルートは岩場で高度感があるので、岩場が苦手な方は無理をしないようにしましょう。
難易度
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感想コメント

蒸し暑い毎日、避暑地でのんびりしたいと思い、
友人と中央アルプスの木曽駒ヶ岳に行ってきました。
木曽駒ヶ岳のいいところ、それはロープウェイを降りればもう標高2612mの高地。
そこから約1時間の登りを頑張れば、夏でも涼しくて快適な雲上の世界です。

千畳敷まではバスとロープウェイを乗り継いで行くのですが、
平日なのに人の多さにビックリ!
どちらも満員で増便が出るほどで、人気の高さを実感。

千畳敷に到着したときに周りはガスが多く、景色はあまり見えませんでした。
しかし八丁坂を登り稜線に出れば、もう雲の上です。
多少ガスが出ていても、視界は一気に開けて素晴らしい景色が待っています。

乗越浄土で一休みし、テント場の駒ヶ岳頂上山荘へ。
青空と快適な陽気で足取りも軽く、まずは中岳に。
中岳は通過点ですが、標高は2925m!
頂上に立つと真正面にゆったりとした山容の駒ヶ岳が現れます。

駒ヶ岳頂上山荘で受付を済ませてテントを立て、まずは宝剣岳へ。
私たちが登るときはタイミングがよく人がいなかったので、
渋滞もなく落ち着いて登ることができました。
宝剣岳はしっかりと鎖が張ってありますが、岩場で高度感があり危険な場所もあるので、
怖いと感じたら無理して登らないようにしましょう。

無事に宝剣岳から下り、素晴らしい景色を眺めながらのんびり稜線上を散歩。
涼しくて湿気がなく、本当に別世界に来たようでした。

テントに戻り、明るいうちから酒宴をスタート。
持ってきたツマミを出し合い、キンキンに冷えたビールやワインを楽しむ。
綺麗な夕焼けを期待していたのですが、気が付けばテント場も真っ白になり雲の中。
いい気分になっていたので夕焼けは諦めて少し仮眠をし、その後夕飯を食べました。

トイレに行った友人が戻ってくると、「星が凄い!」と外から興奮した声が。
テントを出て空を見ると、とんでもない数の星が出ていました。
天の川もはっきりと見えて、短時間で流れ星も何個か見ることができ大感動。
めったに見られない満天の素晴らしい星空をしばらく眺め、テントに戻って就寝。

翌朝は日の出前に起きて、ヘッドランプを装備して駒ヶ岳へ。
頂上は御来光を待つ人で賑わっていました。
少し寒いのでダウンの上にレインウェアを着て、日の出待ち。
だんだん明るくなる中、雲海が広がっていてどこを見ても素晴らしい景色。
360°の絶景を楽しんでいると、雲の中から御来光が!
太陽の暖かさとエネルギーを全身で感じ、また感動。
どんどん色が変化する山並を眺めながら、のんびりテント場に戻りました。

その後、朝食を食べてテントを撤収。
快適な雲の上の世界に後ろ髪を引かれながら下山しました。


素晴らしい山の情景に何度も感動し、とても楽しく山を満喫できました。
2日間最高の天気で迎えてくれた駒ヶ岳の神様と、一緒に行ってくれた友人に感謝です。

フォトギャラリー

日の出直前の駒ヶ岳頂上

まず千畳敷にある駒ヶ岳神社にお参り

ガスで景色や上の様子は全く見えず

乗越浄土に到着。キツイ登りはここまで

宝剣岳の頂上に人が立っていました

イワツメクサ

ミヤマダイコンソウ(?)

ヒメウスユキソウ

ミヤマシオガマ

宝剣岳頂上は狭いです

宝剣岳から見た空木岳への縦走路

宝剣岳の核心部。カニの横ばいのようです

中心に見えているのが富士山の頭

まるで海に浮かぶ島のような御嶽山

御来光!

影富士ならぬ、影駒ヶ岳

晴天の中、駒ヶ岳頂上山荘を出発

時間が早いので、まだガスが出ていませんでした

剣ヶ池から見た千畳敷カール

ウラジロナナカマド

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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