大峰山、弥山川遡行
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2014年08月13日 (水)~2014年08月13日 (水)
- メンバー
- 天候
- 曇り時々晴れ
- コースタイム
- 熊渡→(50分)→白川八丁→(80分)→釜滝→(90分)→一ノ滝→(75分)→
仙人嵓のテラス→(180分)→狼平避難小屋→(50分)→金引橋分岐→(70分)→熊渡
- コース状況
- 一般登山道としては難関ルートです。
危険箇所ばかりなので休憩をこまめにとって常に集中して登りましょう。
迷いやすいのでGPSがあるとルート判断がかなり楽になります。
白川八丁~釜滝間は渡渉が連続します。
川の増水時は撤退する判断力も必要になります。
道も迷いやすく注意が必要です。
濡れた岩はほとんどが滑りやすいので慎重に足場を確保して下さい。
トレッキングポールがあるとバランスが取りやすいです。
渡渉の核心部は写真①です。三点支持必須です。
一ノ滝~仙人嵓のテラス間は直登ハシゴと鎖が連続します。
相当数のハシゴを登るのでかなり体力を消耗します。
水分、栄養補給はしっかり摂っておきましょう。
アミノ酸サプリメントで体力チャージを薦めます。
ここで鎖場の核心部があります。
写真②ですが、切れたった岩の鎖場で、三点支持と鎖を利用しながら慎重に登って下さい。
仙人嵓のテラスまで登ると一気に高度を落として下ります。
鎖での下りが連続するので三点支持をしっかり確保して下りましょう。
弥山川に再び合流し、また渡渉を繰り返します。
最後にオーバーハング梯子(写真③)と空中回廊(写真④)を抜けると狼平避難小屋に着きます。
先日の台風で土砂崩れが起きていて、芝生のテン場はほとんどありませんでした。
金引橋の分岐までは緩やかな登山道が続き、そこからは急斜面を下ります。
下り初めは広い樹林帯の中を下るのでテープを見失わないようにしましょう。
- 難易度
-
感想コメント
今年中に行きたかった弥山川遡行。
実力試しに挑みました。
かなりハードコースです!気力、体力、相当使います。
狼平までひたすら川に沿ってルートがあるので水分補給はどこでも可能です。
はじめの渡渉ですが、台風の2日後だったので少し増水気味で渡り難かったです。
渡渉が多すぎて途中から水に浸かっても全く気にならなくなりました。
一ノ滝は吊り橋から近距離で見れる滝で、豪快な勢いで流れています。
仙人嵓のテラスから見える双門の滝は、一ノ滝と違い、一筋の滝が豪快且つ
美しく流れる滝で、
どちらも自然の偉大さを感じれる名瀑です。
写真②の鎖場は、稲村が岳が見える唯一開放的な景色が広がっています。
このルートは山の厳しさ、雄大さを感じることができるルートです。
雨天時は、かなり危険なルートになりますので避けましょう。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。