福岡県宗像市 宗像四塚連山(湯川山471.4m孔大寺山499m金山317.4m城山369.3m)
- 投稿者
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酒井 健
さいか屋藤沢店
- 日程
- 2014年09月11日 (木)~
- メンバー
- 単独
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 門前バス停<20分>湯川山登山口<40分>湯川山山頂<50分>内浦分岐<10分>垂水峠<60分>孔大寺山頂<50分>地蔵峠<35分>金山北峰<10分>金山南峰<60分>石峠<30分>城山山頂<30分>城山登山口<25分>教育大前駅
- コース状況
- 湯川登山口-湯川山頂間の登りは道が細く陽が当りにくくて滑りやい。道標も少なく初めての人は下調べが必要。内浦分岐―湯川登山口間は登山道が分かりにくい。
孔大寺登山口から700mは急勾配につきペース配分注意。また孔大寺山頂までも急勾配が続く。
金山登山口から金山北岳まで急勾配。ここから城山へは道もしっかりしている。
全体的に登り下りが激しいのでペース配分に注意が必要。体力に自信のない方はそれぞれに登山口があるので無理のない計画で。
運動量が激しいので水分や塩分の補給重要です。
- 難易度
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感想コメント
今回は4つの山頂を一気に登る“宗像四塚連山”に挑戦。以前から気になっていた山で、初トライ。Tシャツのまま門前でバスを降りたらちょっと肌寒かったが、登り始めればどうせ熱くなるのでちょっと我慢して登山口に向かう。
最初は“湯川山(ユガワヤマ)”になる。登山口から人一人の道幅に鬱蒼としていて日差しが入らないとても暗い道。いつものように身体が慣れるまでゆっくり登る。それにしてもよく登る。あまり人が通っていないのか蜘蛛の巣が多い。“弥勒尾の峰”の祠を通過し、急勾配を登りきると湯川無線中継所が見え、その奥が“湯川山(ユガワヤマ)417m”山頂になる。眼下には玄界灘を望むことができる。景色で疲労が癒されるとよく聞くが残念ながらそんなことはなく、そこそこ疲労困憊。一つ目でこれでは先が思いやられることこの上ない。気を取り直し呼吸を整え、道標に従い“内浦”に向けて下る。
いきなりよく下る。奥に行くと展望が開ける所に出るが、手前を道なりに下る。特に道標がないので注意が必要だ。下りきると車道に出る。ガードレールの内側に入り、建物の横をかき分けて進むと道が開ける。もれなく蜘蛛の巣がヒドイ。その後の下りがまた凄い。落ち葉で滑りやすく慎重に下る。NTT湯川無線中継所を過ぎ、車道にぶつかる。道標通りに蜘蛛の巣を掻きわけ下ると“内浦分岐”になり、さらに下ると国道495号線に出る。ここが“重見峠”であり、向かい側に次の登山口がある。
梯子のような階段を登り、いきなりの急勾配が700m続く。登りきり、呼吸の乱れを整える暇もなく登りが続く。“五位の石”を通過し、ロープが張られている通り登ると“孔大寺山(コダイシヤマ)499m”に着く。この4座の最高峰である。ここで小休止。水分補給し、行動食を食べ、次に向けて再度下る。
この下りは陽が良くはいり明るい。湯川山に比べると歩きやすい道だが傾斜はキツイ。“白山分岐”を通過し、景色もないのでとにかく下る。下りきると県道291号線で、ここが“地蔵峠”だ。そして対面には次の登山口があるのだ。
次の山頂に向けて、再々度登る。またもや急勾配。汗の量が半端じゃないことが登りながら実感できる。帽子のつばからの滴り具合がもはや雨か!!とツッコミたい。一人だからしないけど。景色がないからそんなどうでもいいことを考えていたら“金山北峰(カナヤマ)317m”に着いた。山頂からはさっきまでいた孔大寺山が見える。一度下り、登り返すともう一つの“金山南峰308m”に着く。登山道より外れているので通過しないように。ここにはベンチがあり宗像市街がよく見える。休憩にちょうどいい。何度目の下りになるのか、次に向けてとにかく下る。
距離はそんなに長くないが、トラロープに従いしっかり下る。このコースで車道に降りない唯一の峠である“石峠”に到着。名前通りかどうかは知らないが石の山が作られている。ベンチもあり最後の登りの前に小休止。この時点で2リットルの水が底をつき予備の1リットルをハイドレーションに補給して、出発。
今までほとんど道標がなかったこのコースだっかが、城山までの距離を示す看板が設置されている。最初に見たのが800m。登るにつれ100mつづ近づいていることが分かり、最後の急勾配を登ると4座目の“城山(ジョウヤマ)369m”に着く。
ここは4座の中で一番整備されている山頂で、広いし展望も良い。おにぎりを食べてからちょっと休憩をして、赤間方面に最後の下りを始めた。下まではほとんど木段で整備が行きとどいている。下山中、これから登る人と何人もすれ違った。今日一番人に会った瞬間だった。
一日で4座を登れる贅沢なコース。それにしても疲れた。帰ってビールでも飲もう。
そして、次はいよいよ四国遠征だ。楽しみだ。ではまた~。
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