北アルプス 白馬岳

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投稿者
梅原 操
日程
2014年09月18日 (木)~2014年09月19日 (金)
メンバー
イオンモール東久留米店 梅原  友人
天候
18日:晴れのち曇りときどき雨  19日:晴れのち曇り
コースタイム
1日目:栂池自然園駅⇒【90分】⇒天狗原⇒【80分】⇒白馬乗鞍岳⇒【35分】⇒白馬大池山荘

2日目:白馬大池山荘⇒【90分】⇒小蓮華山⇒【75分】⇒白馬岳⇒【60分】⇒小蓮華山⇒【70分】⇒白馬大池山荘⇒【100分】⇒天狗原⇒【65分】⇒栂池自然園駅
コース状況
栂池自然園駅から天狗原までは比較的歩きやすいです。

天狗原から白馬大池までは、大小の岩がゴロゴロした歩きずらい道になります。
途中に雪田の横断がありますが、今の時期は雪田が小さいので軽アイゼンも必要ありません。

白馬大池から白馬岳までは絶景の稜線歩きが楽しめます。危険な個所はありませんが、常に風が吹きつけるので今の時期でもしっかりとした防寒対策と紫外線対策が必要です。
難易度
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感想コメント

今回は北アルプスでも人気の山、白馬岳に友人と行ってきました。
夏も終わり紅葉には少し早いこの時期なら、人も少なくのんびり歩けるかと期待。

スタート地点の栂池自然園駅で空を見上げると、雲は多いけど青空も出ていました。
予想よりも気温が低く風も強かったので、雨が降らないことを願いつつ出発。

樹林帯の道を登っていくと、残念ながらポツポツと雨が降ってきました。
上空の雲の動きはかなり早くて青空が出たり雨が降ったりを繰り返し、
やがて雨は本降りにってきたのでレインウェアを着用。
しばらくするとレインウェアを打つ音がパラパラに変わり、
地面を見ると氷の粒がコロコロ…霰(あられ)が降ってきました。

天狗原に着く頃には霰も雨もやんだので、ベンチで一休み。
ここから登山道はゴロゴロの岩になり、かなり歩きづらくなるので慎重に。
天狗原や乗鞍岳への登山道の周りは少しだけ紅葉が始まっていて、
赤や黄色や緑の色がカラフルでとても綺麗でした。

白馬大池山荘に着いてテントの受け付けをしながら山荘の方と話をすると、
今日この周辺では雪が降って吹雪いたとのこと。
山荘を出てテントを張ろうとしたのですが強風と寒さでかなり手こずり、
テントに入って落ち着くまでに1時間くらいかかりました。

まずはビールで乾杯し、まったり。
外の景色を見に出ましたが、寒さのために早々にテントに帰って再びまったり。
夜になっても強風はやまずテントはバタバタとかなり煽られましたが、
明日のために夕飯を食べて早めに就寝しました。

翌朝、日の出前に起きて外に出てみると、空には素晴らしい星空が広がっていました。
しかし風は相変わらず強く外はかなり寒かったので、じっくり見られず残念。
このときテントの中の気温は4℃だったので、外の気温は0℃以下だったかもしれません。

朝食を食べて薄暗いうちに出発。
登山道はすぐに稜線に出るのですが、とにかく寒い!
北側から常に冷たい強風が吹きつけて、いろんなところにエビの尻尾ができていました。
肌が出ている部分が痛く、耳は手で覆いながら歩きました。
この時期でもニット帽やネックゲイター、しっかりした手袋が必要です。
とても寒かったのですが、周りはどこを見ても絶景で感動の連続でした。

地図ではわかりませんが白馬岳までには小さなピークがいくつかあるので、
アップダウンを繰り返しながら進んでいきます。
そして白馬岳に着くと、そこからは360度絶景が!
相変わらず風は強く寒かったですが、そんなことも忘れられる景色でした。

写真を撮ったりしばらく景色を眺めながら行動食でエネルギー補給をし、頂上を出発。
同じ道を帰るのですが、見える景色が違うので楽しみながら歩けました。
白馬大池に近づいてから振り返ると、白馬岳はもうガスの中。
まだ暗い時間に出発し、寒い中を頑張って歩いてよかったです。

白馬大池に戻りテントを撤収して帰路に。
空にはどんどんガスが広がり、天気はあっという間に曇りになりました。
栂池自然園に着くまで雨は降りませんでしたが、振り返ると山は真っ白でした。

予想以上の寒さや強風で大変でしたが、
感動する絶景にたくさん出会えた素晴らしい山行でした。

フォトギャラリー

今回のテント場は白馬大池山荘

栂池自然園駅からスタート

ゴゼンタチバナの実

天狗原には木道が整備されています

乗鞍岳へのゴツゴツな登り①

乗鞍岳へのゴツゴツな登り②

途中で雪田を横断します

白馬乗鞍岳の頂上

稜線からの御来光!

稜線上の凍った植物①

稜線上の凍った植物②

小蓮華山頂上の鉄剣

右のピークが白馬岳

遠くには堂々とした剣岳

白馬岳頂上に到着!

中央やや右に富士山が見えました…写真だとわかりませんが

ガラス細工のようです

小蓮華山から見る白馬大池

チシマギキョウ?

チングルマの実

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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