日本百名山 燧ケ岳(残雪の尾瀬)
- 投稿者
- 鷲尾
- 日程
- 2011年06月09日 (木)~2011年06月10日 (金)
- メンバー
- 福井北四ツ居店 鷲尾
名古屋栄店 鬼頭
新宿西口店 大石
- 天候
- 晴
- コースタイム
- 1日目 : 御池 ―70分― 広沢田代 ―50分― 熊沢田代 ―90分― 俎嵓(2346m) ― 20分― 御池岳 ―(長英新道)120分― 尾瀬沼ヒュッテ (泊)
2日目 : 尾瀬沼ヒュッテ ―50分― 沼山峠 ―バス20分― 御池
- コース状況
- 残雪が多く、燧ケ岳直下は10本爪以上のアイゼンがあった方が安心。
もしくは雪を蹴りこめるソールのしっかりした登山靴がおすすめです。
雪渓歩きが多いのでダブルストックはかなり役に立ちます。
下山に使った長英新道は「雪を踏み抜く」というたくさんのトラップがありました。
最初は急な下りですが、途中からゆるくなり、樹林の中を歩きます。
解けずに雪がたくさん残っていました。
- 難易度
感想コメント
シーズンの水芭蕉を見に念願の尾瀬に行けることができました。
本当は至仏山も登りたかったのですが、6月下旬までの残雪期は入山禁止なのであきらめました。
1日目は、積雪が多く、雪渓歩きと木道歩きの繰り返しという感じでした。
行動中はかなり暑くなるのですが、雪渓の上はひんやりと気持ち良く、快適な登山でした。
ただ、虫がやたらと多いので「ハッカ油スプレー」は必需品です!
俎嵓(マナイタグラ)山頂は雪もなく見渡す景色も良かったのですが、柴安嵓(シバヤスグラ)は急登でグサグサの雪だったので途中まで登って断念しました。(足手まといの私)
シュルンドを見てしまった私はビビッてしまい、すでに笹薮に突っ込んで右ヒジ負傷(ただのスリ傷...)したので、また滑り落ちて怪我を増やしたくなかったもので・・・と言い訳。
柴安嵓で行くか行かないかで時間を取ってしまい、予定時間が狂ってしまったので、あわてて下山開始。
下りなので安心していたら、ほぼ雪が残っている状態なので、登山道は雪解け水が流れ、雪の上を歩いたら踏み抜くというトラップだらけです (>_<)
全然、時間短縮ができずに、悲鳴を上げながら全員ワナにかかりました。
私は14回も踏み抜き、スパッツをしていても膝上までドロドロになりました。
おまけにスパッツの底のワイヤーがひん曲がって、1回使っただけで(ワイヤーが)使用不可能になりました・・・(泣)
尾瀬沼ヒュッテにお風呂があってよかったです。
2日目は水芭蕉を眺めながら、燧ケ岳を見上げ、大江湿原の木道歩きを堪能して帰ってきました。
充実した山行でした (*^_^*)
今度は秋に「至仏山」に登りに行きたいです。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。