二百名山 武甲山を走る
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2011年06月15日 (水)~2011年06月15日 (水)
- メンバー
- 天候
- 曇り
- コースタイム
- 一の鳥居(55分)山頂(10分)長者屋敷ノ頭(20分)シラジクボ(25分)小持山(20分)大持山(30分)妻坂峠(15分)一の鳥居
- コース状況
- 前日の雨で頂上付近にぬかるみがある程度
道標は問題ない
長者屋敷ノ頭からシラジクボまでは道があまりよくない
- 難易度
-
感想コメント
秩父に行くとき必ず目にする石灰岩が採掘されまくっている奥武蔵の盟主、武甲山。前から気になっていたので行ってみました。
登る前から既に頂上付近にガスがかかっていて眺望は得られませんでした。
石灰の会社がたくさんある林道を詰めていくと一瞬オフロードになり、登り口の一の鳥居です。狛犬がやたらと怖いです。
登山道は少し沢に沿ったあと高度を上げていきます。表参道コースは下りが一切無く登りが延々と続きます。走れません。丁目石が置いてあって頂上が51番目です。間隔が短いのでサクサクと登れます。
頂上にはトイレがあり展望台もあってくつろぎのスポットです。
もちろん休憩など無しで次の長者屋敷ノ頭へ向かいます。
かなり急な下りなのでスピードつけると途中出てくる階段や木の根でこけます。セーブしてください。
長者屋敷ノ頭はピークでもなんでもないです。ここで丁度採掘所の発破のサイレンが鳴りまくって怖かったです。ここからトラバース気味にシラジクボへ向かいます。
すぐに水場で一息付けます。その後は植生とやや崩壊気味の登山道で危ないです。ここも走れません。おまけにシラジクボ手前の登りが異様にキツイです。
シラジクボからは15分ほどで下山できる持山寺ルート分岐があります。そこは無視して急な登りと書かれている小持山へ向かいます。
ここからは快適な尾根が続き、少し岩もあったりで飽きません。
小持山を過ぎると少し下って簡単な岩のピークを何個か超えると大持山です。
大持山から妻坂峠への下りは防火帯の切られた広い尾根でかなりスピードが出せます。
妻坂峠手前はかなり急坂なので気をつけてください。
妻坂峠まで下ればあとは一の鳥居を目指してゆるい傾斜の登山道でジグザグに高度を落とします。林道を二回横切って一の鳥居到着です。
水は1リットル使わないくらいでしたがこれからの季節途中の水場で補給しないのならば、1.5~2リットル持って行った方が良いです。
今回はスポルティバのクロスライト2.0を履いていきましたが、かなり良かったです。グリップ力は他の靴と同様で期待できません。トレランだから滑る前に次の足が出るはずです。しかしパターンが良いのか路面を捕らえる力があるように感じます。固い路上ではラプター、ワイルドキャットと比べるとクッション性が弱いように感じていたのですが、山道ではとても良いフィーリングです。靴紐も外に出ないのでほどける心配が無くなり気持ちも楽です。つま先がやや反り上がってボリュームがあるので足を抜くときに引っかけてしまうことが何回かありましたが慣れの問題でしょう。これからトレランシューズを買う人には是非お勧めしたい逸品です。
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。