奥高尾縦走路~まいて行こう、色んな意味で~(神奈川県~東京都)
- 投稿者
-
浅見 直紀
さいか屋藤沢店
- 日程
- 2014年11月04日 (火)~2014年11月04日 (火)
- メンバー
- 単独
- 天候
- 快晴・微風
- コースタイム
- 陣場高原下バス停→(65分)→陣場山→(30分)→明王峠→(25分)→堂所山→(40分)→景信山→(35分)→小仏城山→(40分)→高尾山→(50分)→京王線高尾山口駅
- コース状況
- 特筆事項無し
- 難易度
感想コメント
リソールからお帰りした我が登山靴を使用するにあたり、縦走入門向けコースとしてチョイスした。手垢が付きまくっている印象の、ポピュラーもポピュラーなコースだが、今回の様な秋晴れのカラッとした日には丁度良い。
と言うのは建前で本当は「ソバと団子が食いたい!」と思ったからだ。しかし、この食欲100%な動機が後でしっぺ返してくるとは思いもせなんだ・・・。
JR高尾駅からバスで陣場高原まで。平日の8時代だが、もの凄く並んでいた。バス一台が立ち乗り含みで満車だと!?土日祝日の様子を想像するとゾッとする。恐るべし陣場!
バス停から陣場街道を歩いて、陣場山新ハイキング道の分岐まで行く。バスを一杯にした登山者が一同同じ方向に歩き出すので、まるでレースである。マ○オカー○か!
分岐からは道なりに行くだけである。特にイヤな場所も無く、山頂手前の分岐まで進む。ランニングコースになっていて(立て看板が何か所もあった)、何人もすれ違った。そしてこの辺りから、急激に黄葉が進んでいた。なんだこれは!?良い感じじゃないか。
陣場山頂からは西側の山々が一望できる。今回は富士山も見えた。秋晴れの恩恵であろう。売店の味噌おでんがやたらと誘惑してくるが、今回はロングルートを行く都合、時間を無駄にしたくないのでそのままスルー。それに本命はソバだ。浮気するわけにはいかぬ。それにしても公衆トイレがあるのが有り難い。長い縦走路では大事なことだ。
尾根歩きの平和な道を黙々と進む。しかし単調である。本当単調である。「なんで秋だけfallとautumnのニ単語あるんだろう」とか「最後のnって意味あるのかなぁ」とか、「ウールTUEEE!」とか考えていると、堂所山の分岐にさしかかった。まき道を使えば楽が出来る。しかし山頂踏めず。なら、行くっきゃないでしょうよ!
結果。今コース最高の斜度でダメージ。あべしっ!
しかも山頂は何も無いし。ちぇ。
少し行くと、林業の方が置いたのか、伐採したと思われるヒノキが置いてあった。凄い香りだ。すこし斜面を見遣ると、木と木の間の高い場所をエンジン音を轟かせてなんかカッコイイ機械が動いている。もしかして、アレが切ったのかな?
そのまま景信山まで一気に。何回かまき道が出て来て、そのまま行っても山頂標識は無いので思いきり利用した。
日陰でぬかるみが多かったが、リソールのお陰で(精神的に)へっちゃらである。そして、ここでなんと知り合いに遭遇。何言か会話してお別れした。向こうとは逆ルートなので。
小仏城山にはテングの彫り物があるのだが、相変わらずの人気ぶりだった。すげー・・。一瞬の隙をみて撮影したが、本当、いつ行列が途切れるのだろうかと思った。
そしてついに高尾山へ突入。長かった・・。
しかし、甘かった。チョコラテもいいところだ。紅葉特集で前日にTVで特番が放送されていたらしい。加えて、遠足や日帰り観光ツアーとブッキングしたらしく、もう本当にありえないくらいに混雑していた。
気を取り直して団子を買おうと思ったら、目を疑う長蛇の列。ならば天狗焼きならと思えば、何回九十九折りしてるんだとツッコミたくなる程に長い列が。で、肝心要のソバはと言うと、これは並ばずに済んだ。なんだろう。この複雑な気持ちは。
食後は一号路を辿って、高尾山口駅まで。駅の売店でも団子は売っていて、こちらを購入した。と、こんな感じである。天候に恵まれ、久々に気持ち良く登れたので満足だ。
団子を食す間に、景信山での知り合いとの会話が脳裏をよぎる。
「八王子八峰は登った?」
「何そのカッコ良い名前!?」
今思えばクイ気味で反応したのが微妙に恥ずかしいが、とにかく、気になる。名前+数字が醸し出す魅力は凄まじい。秀麗富岳十二景もそうだった。
決めた!今度はそこにしよう!
と思って電車に乗ったら、誤って寝過ごし、終点まで行ってしまったのは秘密である。
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