高取山・仏果山【愛甲郡】~黄葉真っ盛り~

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2014年11月23日 (日)~
メンバー
天候
快晴
コースタイム
愛川ふれあいの村第2駐車場(20分)高取山登山口(50分)高取山(30分)仏果山(40分)仏果山登山口(15分)愛川ふれあいの村第2駐車場
コース状況
・落葉のある斜面はすべりやすいです。
・かなり近くで銃声が聞こえます。狩猟の時期ですね。
・ヒルはいません。しかし、夏場のこの地域のヒルの恐ろしさを私は知っている・・・
難易度
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感想コメント

地元神奈川にせっかく帰ったので、手軽に登れる山ですが秋を満喫してきました。

今回登ったのは、宮ヶ瀬湖の東側にある高取山(706m)と仏果山(741m)です。

神奈川でも手軽に絶景を眺められるので、人気の山ですが、今回この2座に初めて登りました。いつも丹沢の主稜ばかり登っていたので・・・
ルートはいくつかありますが、今回は愛川町半原にある「愛川ふれあいの村」の駐車場に車を止め、そこから高取山と仏果山を周遊しました。
最初はスギの植林地を抜けるため、薄暗いトレイルですが、林道を超えた辺りから、コナラやイヌシデ、カエデ科の落葉広葉樹が主体になるため、時期的にきれいな黄葉が見られました(紅の葉は少なかったので紅葉という感じではなかったです)。

高取山に向かっている途中、間近でこだまする銃声。シカかな?イノシシかな?猟期ならではの山の音です。そういった点でも気が抜けません(飛んできたら大変なことですが・・・)。

駐車場から約1時間で高取山の山頂に到着。山頂には15mぐらいはある展望台があります。その展望台から宮ヶ瀬湖が見渡せ、そして大山、塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳といった丹沢の主稜が目の前に広がります!

高取山から仏果山へ向かう稜線からは、右には丹沢の主稜、左には神奈川の街並みを見ながらの気持ちいい稜線歩き。登り返しもほとんど感じず、30分ほどで到着。ここにも高取山同様の展望台が。一応登ってみましたが、景色はあまり変わらず。強いて言うなら、高取山の展望台からの方が、宮ヶ瀬湖がよく見えるので、景色はいいです。
着いたのが12時前だったので、山頂のベンチではストーブを使って昼食を楽しむ人がいました。が、私にはそんな余裕はない!(浜松に帰らなくては・・・)そそくさ下山です。ここから南に行って経ヶ岳へ縦走するのも面白いと思います。
紅葉シーズン真っ盛りの日曜ということもあって、多くの人がこちらのルートからも登ってきましたが、下山にストレスを感じるほどのことはありませんでした。

約2時間半の山行でしたが、景色もよく、紅葉も楽しむことができました。写真の最後に載せていますが、カエデ科の種類はとても似ていて、判別が難しいです。しかし、判別できると山歩きの面白さが増します。葉が色づくのはカエデ科の仲間だけではありません。そういった山の植生に着目して最近は山を歩いていますので、興味がある方は一緒に語らいましょう。

フォトギャラリー

高取山。快晴で景色がとても楽しめました!

高取山と仏果山の分岐(左が仏果山、右が高取山方面)。

高取山の登山口。ヒル注意とありますが、さすがにもういません。

最初の登山道はこんな感じ。機能しているのかわからないシカ柵あり。

林道出会を超えたあたりから愛川町方面がよく見えます。

快晴なので黄葉がよく映えます。

頂上+@で展望台。そりゃ絶景が拝めるはず。

やはり展望台からは宮ヶ瀬湖と丹沢の絶景!丹沢の主稜がよくわかります。

こちらは神奈川の顔、大山方面。

海老名や横浜方面もよく見えています。

これから向かう仏果山方面。

黄葉の稜線を歩く。

仏果山の山容。

仏果山頂上。ここにもデカい展望台が健在。

高取山と丹沢山塊。

仏果山を下る途中。やっぱり生まれ育った地を眺めるのはいい。

いたずらで済まされませんね。

仏果山の登山口に降りてきました(高取山の登山口とは200mくらいしか離れてません)。

番外編。ふれあいの村のメタセコイアの黄葉。

今回見つけたカエデ科の葉。左からカジカエデ、コハウチワカエデ(赤)、コハウチワカエデ(黄)、オオモミジ、エンコウカエデ、オニイタヤ。カエデ科を見分けるのは難しい

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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