鈴鹿セブンマウンテン完登!雨乞岳(武平峠から)

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2014年11月23日 (日)~2014年11月23日 (日)
メンバー
天候
曇り後晴れ
コースタイム
武平トンネル西登山口→41分→沢谷峠→13分→クラ谷分岐→56分→七人山のコル→29分→東雨乞岳→12分→雨乞岳→14分→東雨乞岳→21分→七人山のコル→52分→クラ谷分岐→11分→沢谷峠→31分→武平トンネル西登山口
コース状況
武平峠から雨乞岳山頂まで急登はありません。
ところどころ登山道の崩落個所があり、足を滑らせないように注意が必要です。
またクラ谷出合からは沢沿いの登り。
渡渉箇所も多数あり、大雨や台風の後は控えたほうがよさそうです。
難易度
Google Map
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感想コメント

11月の後半の3連休。
どこも山も道路も混雑しそうなので、まだ登っておらず、人の少なそうな山、ということで、鈴鹿の雨乞岳にしました。

雨乞岳。標高1238mで鈴鹿山脈第2位の高峰です。
その名の通り、古くから雨乞の信仰のお山だったようです。
雨乞岳への登山口はたくさんありますが、一般的なのは武平峠からのルートでしょう。

武平峠の標高は約800m。雨乞岳の頂上は1238mなので標高差は400mほど。
しかし、標高差だけを見れば大したことはなく1時間ほどで登れそうなのですが、標準コースタイムは登りが3時間と不思議な感じです。

実際のところ、登り始めからしばらくは緩やかなアップダウンを繰り返しながらの樹林帯の水平移動となります。
斜面のトラバースがたくさんありますが、崩落しているところも多いので気をつけて。

クラ沢出合からは沢沿いの登りとなります。
紅葉は過ぎてしまっていましたが、落ち葉が登山道や水面を彩り、とても美しい。
ただ、沢沿いなので大雨や台風の後は注意。
また、冬は凍結も危なそうです。

七人山のコルにでるとようやく景色が開けます。
そして、ここからが山頂に向けて本格的な登りとなります。
クマザサの登り坂を登り切るとまずは東雨乞岳。
頂上は広く、視界が開けているのですが、残念ながらガスってしまい、眺望はなし。

東雨乞岳から西に少し行くと雨乞岳。
ここもクマザサの気持ち良い道が続くのですが、今日はガスっていてあまり楽しめず。
また天気が良い日にリベンジしたいと思います。

そして、この雨乞岳で鈴鹿セブンマウンテンを完登しました!
2年前に関西に引っ越してきてから鈴鹿の山がとても好きになりました。
冬は雪もしっかり積もるし、それぞれ個性あふれていて楽しめます。
※夏はヒルが出ますが…
これからもどんどん登っていきたいです。

・竜ヶ岳(2012/4/7) クマザサに覆われた形の良い山頂
・御在所岳(2012/10/29) 奇岩が目を楽しませてくれます
・藤原岳(2013/1/27) 広々とした開放的な山頂
・鎌ヶ岳(2013/11/2) 山頂直下の急登が男性的
・釈迦ヶ岳(2013/12/8) 野趣あふれる沢沿いルートが楽しい
・入道ヶ岳(2014/3/9) 伊勢湾の眺めがとても美しい
・雨乞岳(2014/11/23)

その他、苔の庭園が広がる御池岳や福寿草やカタクリが咲き誇る鈴ヶ岳など魅力的な山が盛りだくさんです。

フォトギャラリー

沢沿いの登りは気持ち良いです

雨乞岳の武平峠の登山口

最初は手入れされたスギ林をたんたんと歩きます

クラ谷出合から心地よい沢沿いの道となります

心地よい落ち葉の登山道。まもなくここも雪で覆われます

味のある道しるべ

渡渉箇所も多数あります。台風や大雨後の登山は注意が必要です

水面の紅葉が美しい

沢登りは続きます

七人山のコルに出ました。やっと展望が開けます

ここからは尾根歩き

笹原の登りとなります

やった、山頂だ!と思ったらここは東雨乞岳でした。広い山頂です

さて、雨乞岳に向かいます。晴れていれば、向こうに雨乞岳が見えるんでしょう

雨乞岳に到着。真っ白です。雨雲を呼んでしまったのかもしれません…

少し下ってからランチ

おやつも!

登山道の崩落個所も多数あるので、気をつけて

晩秋の山歩きも楽しいです

晩秋の山歩きも楽しいです

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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