惣谷山～白木谷山 / 京都北山

京都北山にある惣谷山と白木谷山へ行ってみました。

バス停・白梅橋を出発してすぐの所にある惣谷の登山口から入山。熊鈴を鳴らしながらゆるやかな勾配の舗装された林道を登って行くと、中型動物や小型動物が周囲の山林の中に慌てて逃げ込んでいく。大型動物が出て来たらこちらが逃げる事になるので、いつものように無線機でラジオを鳴らし、賑やかな環境を作りながら歩く事にする。
変化に乏しかった林道の傾斜がキツくなり、少し先のヘアピンカーブになった所で、ようやく「←惣谷山へ10分」の標識を発見。登山道は思ったより歩きやすく、赤、青、黄のテープで目印も沢山付いていました。10分ほどで惣谷山の山頂に到着。三角点あり、展望なし、紅葉は枯れ葉状態になっていました。気温は13度、風が通って肌寒い。

林道を下るのが嫌なのと古道の探索の為に、そのまま尾根道を南下し始める。踏み跡が所々で不明慮になりますが、目印もあり比較的歩きやすい登山道でした。また何箇所か展望ポイントがあります。P470を過ぎ尾根の端まで来た所で道が急に細くなり雲ヶ畑出谷町へ降りるルートの目印が途絶えたので、踏み跡を辿って行くと先人が強引に降りたと思われる急斜面の崖上に到着。
掴んで降りようと思った木が弱そうだったので、常に装備している120cmのスリング2本と240cmのスリングをつないで１本にして、それを伝って下りました。

持越峠へは車道を歩きましたが、紅葉が見頃でした。峠の分岐から林道に入って少し行くと半国高山方面の展望がひらけていました。交互に現れる舗装部と未舗装部を歩いていくと、左手に黄色のテープを発見。見落としそうな小さな標識に「←白木谷山へ」と書かれていたので、林道と並走する山道を登って行くと、白木谷山の山頂へ到着。三角点あり、展望も少しあり。帰路は同じルートを引き返し、持越峠経由で雲ヶ畑に下山しました。