雪の北アルプス 燕岳
- 投稿者
- なみへ~(おとな女子登山部)
- 日程
- 2014年11月29日 (土)~2014年11月30日 (日)
- メンバー
- 友人1名
- 天候
- 29日雨/晴 30日快晴
- コースタイム
- 1日目:燕岳登山口(中房温泉)-65分-第二ベンチ-155分-合戦小屋
2日目:合戦小屋-75分-燕山荘-30分-燕岳-30分-燕山荘-40分-合戦小屋-120分-燕岳登山口
- コース状況
- 宮代ゲートから登山口までは自家用車で入りましたが、
通行止めの規制がありますので、事前に長野県安曇野のHPで確認してください。
11/30日までは通行できましたが、
12月1日は安曇野の道路情報で冬季通行止めとなっていました。
登山道は第二~第三ベンチの間から雪や凍結がみられます。
燕岳山頂付近は雪はアイゼン&ツボ足でなんとかいけますが、
ワカンなどをお持ちの方もいらっしゃいました。
燕山荘手前から尾根を通る冬道になっていました。
冬季小屋の利用は有料だそうです。
- 難易度
感想コメント
『雪のかぶった北アルプスを見に行こう!!』
『ピンクに染まる北アルプスを見に行こう!!』
朝焼けに染まる北アルプスを見に、小屋終い後の燕岳へテントを担いで行ってきました。
中房温泉手前の第1駐車場には私たちの車の他に3台です。
天気予報によると、29日の午前中迄は雨とのことでお昼前に出発しました。
第2ベンチあたりまでは雪もなくぬかるんだ登山道です。
小雨でしたが太陽はでてきていて、虹が出現!
途中であられも降ったり不安になりましたが、すぐ雲は晴れ真っ青な空に^^
第3ベンチに行くまでの間に雪、凍結箇所がでてきます。
アイゼンは出さずに歩いたので、かなり時間がかかってしまいました。
第3ベンチから富士見ベンチまでの急登は、アイゼンがあった方が楽でした。
3時半頃合戦小屋へ到着、燕山荘はあきらめ合戦小屋へテントを張らせて頂きました。
私たちの他に1張いらっしゃいました。
合戦小屋へ着いた時は、雲一つない青空で風もなくとても穏やかです。
夕飯の支度をしていると、雪がちらつきましたが降り積もる様子はなくとても幻想的☆
テントの全室をオープンにして、全室とテント入口でガスを使い待望の夕食タイム!
キムチ鍋、ウィンナーでお腹いっぱいに、もう友達の用意したアヒージョは満腹の為また次回へ、、、
ビールは500ml缶だと途中から寒くなるので350mlまでがいいかなぁ…
あとはホットワインと熱燗でテントを開けたままでも、寒さを感じず食事ができました。
9時前には就寝、雪の冷たさが下から伝わってきますがあったかいシュラフでぐっすり眠れました。
翌朝、4時に起床。
お湯を沸かしてコーヒーと簡単にお腹を満たして出発。
ヘッドランプをつけて、三頂を目指します。
私たちのほかに何人か、下から登ってきた方がいました。
暗闇に槍ヶ岳の影がうっすら見えたときは、やはり感動します!
太陽に追われるように登っていると、少し明るくなった前方に真っ白な雷鳥が!!
雪と同化していましたが、とても美しかったです^^
オコジョと思われるフンもみかけましたが、今回はお逢いできませんでした^^;
所々で足を止めては撮影しながら登り、燕山荘へ到着と同時に太陽が顔を出しました。
ピンク色に染まる峰々を目の前に、感動で涙も凍ります!
ダウンを1枚着込んで、モルゲンロート(朝焼け)をたっぷり堪能しました。
陽が昇りきった所でコーヒータイムをとり、燕岳山頂へ向かいます。
あまりの天気の良さに、何度も立ち止まってはシャッターを切る。。
燕岳へ行く途中は、ひざ上迄雪に埋まってしまう場所もありました。
しばらく山頂を堪能しましたが、後ろ髪をひかれながら下山開始。
カメラの電池がなくなり、スマートフォンを片手に何度も立ち止まりながら下山しました。
合戦小屋で軽く夕食の残りをいただき、テント撤収。
アイゼンをつけたまま、再び下山開始します。
アイゼンは第3ベンチと第2ベンチの間ではずしました。
下山後は安曇野の「ほりで~ゆ~」で疲れを流させていただきました。
行く途中は蝶ケ岳と常念岳が見えてきます。
雪形で蝶は確認できましたが、常念坊さんはわからなかったー。
2日間、たっぷり北アルプスの景色を堪能してきました^^
今回も、天気を味方につけた最高の2日間でした!
ありがとう燕岳!ありがとう太陽!一緒に行った友達にも感謝です♪
【ウェア】 メリノウール200クルー(上下)・ポーラーテックジップネックシャツ
ハードシェルジャケット・オーバーパンツ (山頂及び、テントでダウンジャケット)
【装備】 冬用登山靴・アイゼン12本爪・ストック・ニット帽・目だし帽・
メリノウールグローブ・オーバーグローブ・日焼け止め・サングラス
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。