上ホロ八手岩・化物岩

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投稿者
小山田 隆博
日程
2014年11月30日 (日)~2014年12月01日 (月)
メンバー
小山田(サッポロファクトリー店)
枝中(GRサッポロ店)
他1名(12月1日のみ)
天候
晴れ
コースタイム
11月30日
凌雲閣駐車場(1時間15分)八手岩取付き左ルート(3時間半)登攀終了=D尾根(1時間)化物岩右ルート取り付き(2時間)化物岩終了点(1時間)凌雲閣駐車場
12月1日
凌雲閣駐車場(1時間)化物岩左取付き(2時間)化物岩終了点(1時間)凌雲閣駐車場
コース状況
○八つ手岩左ルート
例年に比べ、雪が少なめ、岩の露出部分がかなり多く、バイルは刺さりにくい。岩登りに近い箇所もあり。
全4P。1P目と2P目が核心部。特に2ピッチ目は出だしが微妙なバランスが必要。3P目は稜上ルートを取ったが、高度感もあり、面白い。
○化物岩右ルート、左ルート
ともに1ピッチ目が核心。八つ手岩と同様に雪付きが少なく、ドライツーリングの要素もあり。凌雲閣駐車場からのアプローチも近く、天気が悪い時にはオススメ。

八つ手、化物岩ともに残置支点も多いが、雪が多くなると埋まってしまうことが多いです。カムも有効ですが、アルパインピトン(通称:いぼハーケン)がとても有効です。
難易度
Google Map
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感想コメント

再び、上ホロに行ってきました。今回は初日に八つ手岩左ルートと化物岩右ルート、二日目に化物岩右ルートを登攀してきました。初日は天気にも恵まれ、“冬壁”とは思えないコンディションの中の登攀。ただ、雪が少なく、微妙なアイゼンワークを求められるパートもありました。二日目は午後から天候が荒れるとの予報から、化物岩左ルートを一本登って昼前には下山しました。
 雪の付き方や天候などのコンディションによって同じルートでも難しさは大きく変わります。明日から北海道では大雪の予報です。少しは雪不足が解消してくれることを期待したいです。次はやつで岩の右ルート、そして正面壁に行きたいと思います。

フォトギャラリー

八つ手岩3P目。初日は快晴無風。最高のコンディションでした!

この時期の上ホロは北海道各地からアルパインクライマーが集います

朝日を浴びる上ホロ

目指すは八つ手岩

八つ手岩1P目。フォローしてくる枝中さん。

2P目は高度感もあり、緊張する出だし。

核心部を越えても油断はできません

3P目は眺望の良い稜上ルートを取ります

この日は暑いくらいの天気でした

この日は八つ手岩は他に1パーティが入ってました。

最後は懸垂したあと、D尾根に上がります。

正面壁、まだ雪付きが悪く、状態はあまり良くない様です。

安政火口についてもまだ時間が早いので

化物岩右ルートを登りました

帰りは月が出ていました。

二日目。青空は見えますが、風は強く荒れ気味。

化物岩左ルート。かなり岩が出てました。ほとんどドライです。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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