奈良県大峰山脈・山上ヶ岳

今シーズンの雪山はじめとして楽しんできました。

天気予報は西高東低の強い冬型気圧配置。
前日は二ツ玉低気圧が通過し、当日には北海道の東北海上で合体。
当日は等圧線が込み合うものの西からすでに高気圧に覆われ始めていました。
風は強いものの天気は回復傾向と判断し、入山を決めました。

当初はレンゲ辻からの入山を予定していましたが、レンゲ辻から山上ヶ岳まで細尾根を登る事になるため風当たりを考慮して樹林帯を抜ける通常ルートを選択しました。
洞辻茶屋からは尾根上となるため、樹林帯といえども飛ばされそうな風をときどき受けました。
シェルターとなる茶屋が所々にあるため、茶屋で休憩や装備を整える場所に利用させてもらいました。本当に大助かりです。初心者を連れて行く場合に特に安心感があるルートです。

下りで天気が回復してきたので奈良盆地や周辺の山々を眺める事ができる瞬間がありました。凍てつく山々は夏とはまた違った風景です。凍てつく山々を眺めるのが私の雪山に登る理由。奈良の山の魅力をますます感じます。

信仰の山なので他の山とは違い、文化や伝統、信仰といった物を感じることもできます。
女人禁制なので女性は連れて行けない点がポイントです。