雪たっぷりの南面白山 敗退 (山形県)

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2015年01月06日 (火)~2015年01月06日 (火)
メンバー
天候
薄曇りたまに陽がさす。午後小雪舞う
コースタイム
面白山高原駅(280分)ゲレンデトップ(15分)南面白山とりつき部(120分)面白山高原駅
コース状況
雪が深い。ワカン歩きで常にふくらはぎ真ん中位までもぐる。膝までもぐる箇所も多い。
緩斜面ならスノーシューも良いが、急登もあり。
南面白山とりつきまでならスキー板登攀が良さそう。
その先は樹林帯の急斜面。12本アイゼン&ピッケルは必ずお持ち下さい。

☆面白山スキー場は休止中(2015.1.6現在)

☆面白山高原駅へは山形駅より仙山線で約24分。片道410円。(2015.1.6現在)
 電車は1~2時間に1本。雪深いエリアの為か、遅延などもある様です。
 スイカは使えないエリアです。


☆お手洗いは駅構内にはありません。駅を出て、坂を上がってすぐ左に公衆トイレがあります。
難易度
Google Map
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感想コメント

電車で行かれる山・・・という事で、今回は南面白山をチョイス。
先月登った泉ヶ岳と同じ、奥羽山脈の1つです。
結果的に、雪が非常に多くゲレンデトップまでで4時間をオーバーする登りとなり、南面白山のとりつき部まで行って引き返す事となりました(TT)。


面白山高原駅を出て、2~30mで早速ワカン装着。
無雪期であればゲレンデトップ付近まで林道を登って行くコースですが、どこが林道なのかもよく分からず。
スキー場が休止中というのもあって、この辺りが歩く所かなぁ・・・と思われる所を歩く事に。

スキーヤーが多く来るのか、シュプールがいくつか残っておりました。今日は誰にも会いませんでしたが・・。
しかし!雪が深い!!構わず歩くと膝までもぐってしまうので、スキー板の跡を踏みながら歩く事に。それでもふくらはぎ真ん中辺りまではもぐります。
天気は今のところ薄曇り。気温は割と暖かく風も無く、厚手ウール長袖 中厚ウール半袖 ソフトシェルでちょうどいい位でした。
地形図とGPSを確認しながら雪上をボスッ・・ボスッ・・と歩きます。
ウサギさんの足跡がちょくちょく見られました(#^^#)。

雪が深い急登では、スキー跡を歩いても両足膝上までもぐる事もあり、足場を作って脱出したか・・・と思うとまたもぐって・・・の繰り返しです。
いや~、スキー板での登攀、楽しいだろ~なぁ・・・とややふてくされる(*ノωノ)。


そんなんで、時間は大幅にオーバー。
まあでも行かれる所までは行こうと。せめて、南面白山のとりつきまでは行こうと目標変更。
あまりに足が進まないと心折れそうになりますが、良いタイミングでウサギさんの足跡が出てきます。

もう少しでゲレンデトップだ!という時に、どこからともなく正午を知らせるチャイムの音が聞こえてきました。
仕方がありません。とりつきまで行って、南面白山に挨拶だけして帰ろう。
スキー場を離れると周りはブナ林。ブナが美しい山と聞いていた通り、葉は落ちていても豊穣の山でした。
斜面は急登で樹林帯。雪は更に深いでしょう。
今回は会えただけ良かった、また来よう。
「また来っから」
ブナの葉が1枚、ひらひらと落ちてきました。
「またおいで」返事の様な落葉でした。

雪化粧した、見事な奥羽山脈を眺めながら下山します。
細かい雪が舞い始めました。
さっきまでの登りの苦労が嘘の様に、ザクザク下っていきます。
ここもスキーで滑ったら最高だろうなぁ。

また来よう♪

フォトギャラリー

スキー場の向こうに南面白山。

面白山高原駅にある待合所。中はそこそこ広くて3つテーブルがあります

駅から面白山方面に向かう階段は、「人シャットアウト」状態。

わずかな間林道を歩き・・

その先はどこが林道だか分からないので、休止中のスキー場を歩きます。

一応道標が出て来ました(´▽`*)

AM10:00、太陽が山から顔を出す。

ウサギさんもスキー板跡を歩いていますね(#^.^#)

雪玉がコロコロ転がった跡

バームクーヘンがいっぱいだ!

ゲレンデトップから見た奥羽山脈。少しずれていますが写真3枚つながりです

ゲレンデトップから先はブナ林になります

南面白山。タイムオーバーで今回は取り付き部まで。また来ます♪

これはまた立派なバームクーヘンが・・・。

苦労した登りも、下山となるとガンガンと高度を下げられます。あ~、悔しい

山形と言えば!三元豚!という訳でお夕飯は平牧三元豚に・・・

地酒、出羽桜3種。

スーパーイオンで牛タンジャーキー発見!お隣の宮城県は仙台発祥・・・と聞いたらそりゃ買っちゃいますよね♪

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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