秋葉山【浜松市】~秋葉原由来の山を登る~

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2015年02月02日 (月)~2015年02月02日 (月)
メンバー
天候
快晴
コースタイム
秋葉山下社(20分)登山口(30分)富士山展望の鉄塔(15分)秋葉寺(20分)秋葉神社(20分)登山口(10分)秋葉山下社
コース状況
・標高差は800m以上ありますが、勾配もゆるやかで、表参道というだけあって歩き易く整備されています。下社から標準で2時間ほどで登れます。
・だいたい100mおきに現標高の案内があります。
難易度
Google Map
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感想コメント

浜松市民には馴染み深い秋葉山(あきはさん)ですが、
実はランドネ3月号(最新号)に、トレラン界ではレジェンド的存在の望月さんと一緒に紹介されています。
この山(神社)なんと秋葉原の地名の由来にもなっている山です。
明治時代に火災が頻発していた東京で、火災鎮護の神社を祭った事に始まりのようです。この神社が秋葉神社であったことから、この辺りを「あきばっぱら」と呼ぶようになり、それが現在の秋葉原の語源になったそうです。地名の由来になった神社は台東区にありますが、その神社の総本山がこの秋葉神社です(遠回りですが・・・)。
なので、ある意味、旬の秋葉山を紹介します。

秋葉山は、静岡県浜松市天竜区春野町ある標高866mの山です。山頂近くには、火防(ひぶせ)の神である秋葉山本宮秋葉神社があり、秋葉山は同神社の俗称ともなっています。
登山口の標高が約160mなので、800m近く標高差がありますが、傾斜がきつい箇所はありませんし、ファミリーハイクとしても利用できると思います。ただ登り一辺倒です。
道中はほとんどスギの植林に覆われていて、開けた場所はほとんどありません。一カ所だけ、標高600m手前辺りに鉄塔があり、そこから富士山や京丸山方面がよく見渡せます。
景色が見えない代わりに、鳥居跡や歴史の感じる秋葉寺と秋葉神社の山門は歴史を感じます。

その趣を踏みにじるかのように現れる最終目的地、秋葉山本宮。近代的な石段と金ぴかの鳥居(苦笑)。しかし、そこからは浜松の市街地や掛川にあるエコパまで見渡せる絶景です!さすがにAKBにあやかって写真やグッズやCDが売ってなくてホッとしました(マリコ様がいたら大歓迎です・・・卒業してますが)。
帰りは下りの練習ということで、ノンストップで駆け下って20分で車道に出てしまいました。

国道152線方面から来れば、上社までは車ですぐにアクセスできます。しかし、歴史を感じるという点ではなかなか楽しめるのが春野方面からの表参道なので、一度歩いてみるのも良いと思います。

フォトギャラリー

道中唯一ある展望所(鉄塔)からの富士山。

秋葉山下社前の駐車場。浜松市街から自転車で来るとなかなかハードですが、サイクリングと登山両方楽しめます。

駐車場近くの秋葉山下社。

登山口前の表参道。石畳の雰囲気がよい。

登山道は終始こんな感じ。

参道のこの常夜灯が雰囲気を醸し出している。

子安地蔵尊。安産の神様。

富士山のよく見える鉄塔からは、京丸山、高塚山、岩岳山方面もよくわかる。

秋葉寺の仁王門。仁王像に気付かず通り過ぎる・・・

秋葉寺(しゅうようじ)。昔ここに天狗がいて、名前が三尺坊だったため、三尺坊大権現が本来の名前。

秋葉神社の神門。

神門の両脇にかなり古そうな像がある。

浅草のう〇こビルなみに金ぴかの秋葉神社の鳥居。

秋葉山本宮(上社)。全国の秋葉神社のお頭。

掛川と袋井市にまたがるエコパが見える。

標高866mもあるので、平野部がよく見える。

春野側から見た秋葉山の全容。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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