風の嵐 那須 茶臼岳

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2015年02月10日 (火)~2015年02月10日 (火)
メンバー
天候
晴れのち暴風のため視界不良気味
コースタイム
大丸温泉(20分)→ 那須ロープウェイ(20分)→ 峠の茶屋(30分)→ 中の茶屋跡(25分)→ 峰の茶屋跡避難小屋(40分)→ 茶臼岳1897M山頂(150分)→ 大丸温泉
コース状況
峠の茶屋以降、先行者のトレースは消えるほどの暴風。
山頂直下が特に、踏み抜きそうな箇所が多数。

峰の茶屋避難小屋は宿泊禁止との事です。
難易度
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感想コメント

久々に会う愉快な仲間たちに急に呼ばれた先は、風が常に強くて有名の那須岳。
当初は岩場の続く雄大な朝日岳も行く予定でしたが、予想以上の暴風に遭い、茶臼岳のピストンで向かいました。

私は秋に茶臼岳&朝日岳へ行ったことはあるんですがこの冬の時期の那須は未経験だったので良い経験となりました。
とにかく、暴風!!!
今までに行った雪山でベスト3に入りそうな暴風速でした。
身軽な仲間が暴風に何度も何度も何度も飛ばされそうになり、みんなで支え合って無事に登頂&下山。
やはり、冬は慎重にならないといけません。
単独で、あの中は突破は難しいです。改めてパーティー登山の意味も考え直しました。

茶臼岳山頂には風が強いためかさほど雪はないです。
その山頂直下でトレースが消えていたら踏み抜く位に雪が深いですが、ワカンやスノーシューは逆に邪魔となるので10~12本爪アイゼンとピッケルの方が楽です。
暴風ともとれる風の吹き嵐でその先の朝日岳へは行くのは断念でしたが、こちらも展望が素晴らしいので天候に恵まれたら是非、行ってみてください。

そして、下山後は近くの温泉の後は何故かわざわざ茨城まで出向き、地元名物のどぶ汁という あんこう鍋を頂くため、車で不気味な峠を山を越え真っ暗な夜に到着。
あんこう鍋と、たまたま頼んだ天ぷらが実は特大すぎるサイズに全員唖然、爆笑でお腹も満たされ帰路に着きました。
帰りの、あんこう鍋の詳細はMAMMUT&MILLET店 中澤先輩のレポートを参照願います(笑)

フォトギャラリー

茶臼岳の山頂にて。風の強さがよくわかる光景。

早朝に大丸温泉駐車場着。清々しいが風が既に強い。

まだ天気は持ちこたえそう。

今の時期はロープウェイ運休なので歩きます。

おお!鳥居と同じ高さになる真冬の那須。

まだ目の前は見える。朝日岳はこの暴風なので断念。

風に煽られながらここで少し休憩。

少し怖いトラバース気味な道も突破し、峰の茶屋避難小屋に、お邪魔させて頂く。

避難小屋の中は結構キレイです。風を遮るものの有り難さに身が染みる。

避難小屋に荷物を置かせて頂き、山頂まで。ピッケルに持ち変えます。

先行者のトレースもすぐに消え、ルートファインディングが必要。

山頂に近づいたら一時の晴れ間!

さて、私は誰でしょう(笑)って装備なのが雪山。

風に煽られても元気です。さすが強者。

下山開始。まだ暴風&視界不良気味。

仲間が踏み抜いた跡。足元が緩い場所が多かったです。

避難小屋まで戻り、薄日が差し幻想的もまだ暴風。

ここまで下れば風は少し落ち着きました。

峠の茶屋で見かけた雪だるま?何だか気になる絵になる一枚。

下山後は、わざわざ茨城まで行き名物どぶ汁を頂く満面の笑み。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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