笠丸山(582m) / 和歌山県新宮市

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投稿者
石前 悟
日程
2015年03月26日 (木)~2015年03月26日 (木)
メンバー
紀三井寺店 石前
天候
はれ
コースタイム
相賀バス停=15=桑ノ木ノ滝=90=カジアゲ峠=60=小笠丸山=100=相賀バス停(小笠丸山からの下山は走りました)
コース状況
登山者向けの道標類乏しく、一部崩落あり
難易度
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感想コメント

海と山をいっしょに楽しもう。
和歌山の県土の大きさを体感しようと目論み和歌山市とは対角に位置する新宮へ出かけました。
登山道がついている桑ノ木谷は熊野川支流随一の清流といわれる高田川に注ぐ沢がながれていて、稜線にでるまでは徒渉を繰り返し、野鳥のさえずりと沢のせせらぎを聞きながら、苔むす豊かな緑のなかを歩きました。小笠丸山から見えた太平洋はとても広く大きく、丸みを帯びた水平線が印象的でした。

地形は明瞭ですが登山者の踏み跡よりも間伐や保全等の踏み跡とマーキングのほうが目立つことがあり道迷いに注意が必要です。当日はいい天気でしたが荒天時は徒渉の難度が上がるうえ地滑りや土石流の危険にさらされる恐れがあると感じました。桑ノ木ノ滝近くの崩壊している沢を登山道が横切っていますが、近寄らない方が良さそうです。登山口から滝へ通じる遊歩道から桑ノ木ノ滝を経由して踏み跡を頼りに登山道につめ上がればエスケープ可能です。

フォトギャラリー

小笠丸山より新宮越しに太平洋を望む

登山口近辺はきれいに整備されています

桑ノ木ノ滝。幅がありとても優雅。

沢筋を行ったり来たりしたのち、稜線に抜けます

立派なすぎごけ。

どこから来てどこへ行ったのさ

沢はずっときらきらしていました

どこまでも続きそうな穏やかな流れ。イブルキノコバを思い出す。

大きな崩落箇所

芽吹きの季節

方々から枝沢が流れ込みます

椿。

いい天気でした

あふれんばかりの透明感

しっかり管理されていました

ボルダーもあり

道標類は崩壊。この後ロストしました。

稜線部に出ると少し植生がかわりました

県道から登山口へかかる橋はもの凄く細いです。

下山後国道42号を南下ののち北上。海岸線をなぞり和歌山県を縦断しました。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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