Trail Run北岳【南アルプス山域】
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2015年07月22日 (水)~2015年07月22日 (水)
- メンバー
- 天候
- 曇り。時々雨
- コースタイム
- 広河原⇒(200分)小太郎尾根分岐⇒(25分)北岳肩ノ小屋⇒(25分)北岳山頂⇒(20分)北岳肩ノ小屋⇒(20分)白根御池分岐⇒(30分)白根御池小屋⇒(45分)白根御池小屋分岐⇒(10分)広河原
- コース状況
- 場所が本格的な山粋なだけに決して足元に優しいトレイルが続くわけではありませんが。
足置きが不安定な場所などは注意して進む必要があります。
- 難易度
感想コメント
先月に引き続き、再びの南アルプスへ。。。今回は国内第2の高峰である北岳(標高3192m)です。
当初は谷川岳の馬蹄型縦走ランを実行する気でしたが、現地の土砂崩れ情報の交通事情があり取りやめ。急遽浮上したのが今回の北岳です。
入山が夜叉神峠の駐車場まで車で入り、そこから広河原までは登山バスに乗り換えました。
平日でしたが、南アルプスのなかでは比較的アクセスが至便もあり、平日なのに登山者も多くあり、人気山域だとすぐに実感しました。
今回はトレランなのでお互い荷物など身軽なのですが、いきなり結構な急登になるので走るというよりは早歩きで進みます。
大樺沢沿いの道はしばらくは樹林帯の道が続きますが、左俣と右俣の分岐まで来れば視界も広がり景色が一変します。目の前には北岳バットレス(控え壁という意味だそうです。)が現れ迫力が伝わります。今回はトレランシューズというのもあり雪渓の残る左俣ではなく右俣へ。ただ例年に比べかなり雪解けが進み雪渓の規模は小さいようです。
小太郎尾根分岐まで上がれば広い尾根になり気分が上がります。
ここまでは晴れてくれていたのですが、肩ノ小屋付近まで近づくと山頂周辺がすっかりとガスで覆われ雨まで降ってきました。一気の天候悪化といった様相でした。
今回は北岳の山頂から、東側に伸びる池山吊尾根を下山する予定でしたが、断念することにして、北岳山頂からコース往復に切り替えました。
晴れていれば甲斐駒や仙丈ヶ岳の展望が良いのですが、さらに八ヶ岳の方面までもが同様にガス雲で覆われていました。
下山では白根小池小屋に立ち寄りました。すごく綺麗な小屋とテントサイトになっており北岳でテント泊というのも良い感じで出来そうだなと感じました。
高度を下げると天候も回復したりしたので、あわよくば鳳凰山に登り返し、車を停めている夜叉神峠まで進むハードコース行程も頭をよぎりましたが今回は素直に諦めるとし帰路につきました。
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。