高野山町石道 / 和歌山県伊都郡九度山町・かつらぎ町・高野町
- 投稿者
- 石前 悟
- 日程
- 2015年11月05日 (木)~2015年11月05日 (木)
- メンバー
- 紀三井寺店 石前 ほか3名
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 丹生川駐車場=15=慈尊院=35=166町石過ぎの展望台=100=二ツ鳥居=130=矢立=105=大門=15=中門(休憩等含む)
- コース状況
- 良好
- 難易度
感想コメント
高野山町石道は高野山参詣道のひとつで世界遺産金剛峰寺と慈尊院をつなぐ全長20kmを超える道です。道中には1町(109m)毎に町石が立ち並び総数は211あるとされています。また、四国八十八カ所参りを終えたお遍路さんが金剛峰寺へお参りする際のお礼参りの道としての面もあるそうです。スタート地点の九度山は、空海が慈尊院にいる母公に会うため月に九度行き来したのが由来との説もあり、道中には袈裟掛石や押上岩など空海ゆかりの史跡もありました。
道中何か所か急こう配がありましたが大半はなだらかな尾根道でした。全長が20キロ超なので歩くとどうしても6~7時間はかかります。分割するプランも考えましたが途中で下山すると駅まで結構遠いので一日で歩いてしまいました。歩き終えて振り返るとハイライトとなったのはスタートの慈尊院と入川沿いの風景と金剛峰寺周辺の史跡と街並みという二つの世界遺産周辺でしたので、一日で歩ききって良かったなあと思いました。
帰路は路線バスとケーブルカーと電車を利用して九度山まで戻りました。山上へ出て一番最初のバス停は大門でしたが、町石があと6つのこっていたのと、既にバスが終了していたので金堂まで歩きました。千手院橋で乗り換え高野山駅へ。あとはケーブルカーと電車と順に乗り継ぎました。
金剛峰寺周辺では紅葉が始まっていました。もう少し冷え込むと非常にきれいだと思うのでベストシーズンはもう少し先でしょうか。史跡めぐりや御朱印集め、宿坊に泊まられるのであろう大きな荷物の外国の方などたくさんの人で賑わっていました。御朱印帳を自宅に忘れたのとご本尊塗り絵を買いそびれたのが気がかりなのでまた訪れようと思います。
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