御池岳 ~雪を求めて、鈴鹿山脈最高峰へ~
- 投稿者
-
スカーレット (おとな女子登山部)
センタープラザ神戸本店
- 日程
- 2016年01月13日 (水)~
- メンバー
- ソロ
- 天候
- 晴れのち曇り
- コースタイム
- 日帰り 6時間35分
簡易パーキングふじわら‐(木和田尾:2時間)‐白瀬(白船)峠‐(20分)‐コグルミ谷分岐‐(50分)‐御池岳‐(10分)‐奥の平‐(30分)‐真の谷‐(25分)‐白瀬峠‐(1時間30分)‐簡易パーキングふじわら
- コース状況
- 新雪、無風
朝の冷え込みもたいしてなかったため、
足元のコンディションが良く、軽アイゼンの出番なし。
例年なら12月末以降寒波が来ると、
深い雪で足が取られたり(ラッセルが必要な場所もある)
前夜~早朝の冷え込みで雪や雪が溶けて氷になり歩けないほど滑るので
軽アイゼン(6本爪)以上が必要です。
今シーズンは12月18日から【いなべ市藤原町山口~鞍掛トンネル滋賀県境】が冬季封鎖。
例年通りなら3月下旬に開通?
三重県、愛知県側から登山される場合、鞍掛峠登山口が時間・標高差ともに手軽です。
木和田尾利用の場合、ラッセルやアイゼン歩行をすると行程時間が長くなります。
体力のある方でも、引き返す勇気を持って行ってください。
- 難易度
感想コメント
今年初登りは、雪を求めて伊吹山のお隣「霊仙山」へ
当日は、夜からの長雨でぬかるみがひどく
稜線に近づくと強風による地吹雪、視界不良(ホワイトアウト)
・・というバットコンディション。
結局道迷いにより頂上にたどり着けませんでした。
低山でも侮れないですね。いい経験になりました。
しかーし!!
2016年のスカーレットは「粘り強く、こつこつと」という目標があるのでめげない!!
ずーっと登りたかった鈴鹿山脈最高峰「御池岳」にて
今年初頂上Get!幸せな1日を過ごせました。
頂上、奥の平では立派な樹氷と、大雪原を見ることができ、
真の谷では苔むした美しい渓谷に出会えました。
≪プチ情報≫
木和田尾・・2014年までは山と高原地図では破線で表記されていました。
登り始めは里山らしく分岐の多い道ですが、踏み跡、赤テープも多数あり。
送電線沿いに急登が続きます。
頂上付近の急登・・雪に埋まって本来の道が見えません。
赤テープがわかりやすい場所にありますので自由に歩いてください。
逆ルート(真の谷から)の場合、ひたすら急登が1時間続きます。
正規ルートではありませんので赤テープ、踏み跡は非常に少ない、
ひたすら奥の平(テーブルランド※)を目指して歩き続ける。
※テーブルランド・・石灰岩地帯でよくみられるテーブル状の地形(カルスト台地)。
石灰岩は雨水や地下水の影響(溶食)を受けやすいため、
御池岳では窪地(ドリーネ)もみられる。
シカやヒルがいない御池岳を堪能でき、
真の谷では、渓谷美を楽しみながら「水生昆虫チェック」も・・・
タニガワカゲロウさんに出会えました(V)o¥o(V)
初春のお花畑が広がる奥の平も見てみたいです!!
急な冷え込みで、お山のコンディションは1日でガラッと変わります。
お気をつけてお出かけください。
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。