冬の八経ヶ岳 一日目 天川村役場~狼平
- 投稿者
- 辻 まい
- 日程
- 2016年02月01日 (月)~2016年02月03日 (水)
- メンバー
- 辻 まい
- 天候
- 2/1 くもり
- コースタイム
- 1日目山行 6時間19分
川合登山口→(146分)→栃尾辻→(28分)→天女の舞→(37分)→カナビキ尾根分岐→(53分)→ナベの耳→(39分)→高崎横手→(16分)→狼平避難小屋泊
- コース状況
- 天川村役場は、登山者も駐車できるように開放されています。
綺麗なトイレもあります。
運動場の脇を通り、案内の通りに歩くと民家の裏が登山口となっています。
雪は少しずつ出てきたので、できるだけ尾根を歩きました。
頂仙岳のトラバースではアイゼンを着けました。
高崎横手~狼平は雪が深く踏み抜くと膝くらいにはなりそうでしたが、この日は雪が締まっていました。
- 難易度
感想コメント
近畿地方最高峰の八経ヶ岳(はっきょうがたけ)は標高1,915 mの山で、日本百名山のひとつでもあります。
また、八経ヶ岳の原始林は国の天然記念物に指定され、『紀伊山地の霊場と参詣道』として世界遺産にも登録されています。
無雪期は登山口から3時間程で頂上に立てる初心者にも優しい山ですが、冬期は国道の通行止めなどの影響もありアクセスが難しい。
どうしても距離が長くなるので、冬場はとても静かな山です。
冬期のコース
①大川口から冬期通行止めの区間を5km程歩き、行者還トンネル西口登山口より登山道へ。
②大川口から鉄山に登り、尾根沿いに弥山へ。
③大川口から聖宝谷を上がり、聖宝ノ宿跡に合流。※冬期だけのルート
④熊渡に駐車し、金引尾根を登るor双門コースで狼平へ
⑤天川村川合の役場から鉄塔を通る尾根沿いのコース。
当初、④の熊渡から金引尾根を登る予定でしたが、この日道路の落石が多く車に当たるかもしれないので、⑤の天川村役場からのコースに変更しました。
川合には近鉄下市口駅からのバスもあるので、公共交通機関を使われる方もここから登られます。
一日目は狼平に泊まり、二日目は弥山で泊まる二泊三日のんびりコース。
去年の冬に日帰りの往復をし疲労したので、今回は気持ちに余裕のある山行です。
また暖冬で、積雪も去年の半分ほど。
前日の足跡も残っており、かなり歩きやすい状況でした。
ただし降雪後はルートファインディングが必要です。
広い尾根などは道が分かりにくく、GPSがあると安心だと思います。
この日はゆっくりゆっくり歩き、6時間程かけて狼平に到着。
テントを張る予定でしたが、誰もいなかったので可愛らしい避難小屋に泊まることにしました。
この避難小屋は土曜日などは混雑するそうなので、時間に余裕を持って到着しましょう!
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。