雪解けぐちゃりんこ高水三山(東京都青梅市)
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2016年03月15日 (火)~2016年03月15日 (火)
- メンバー
- 天候
- 快晴、風強し
- コースタイム
- 1043軍畑駅→(25分)→高源寺→(10分)→登山口→(50分)→高水山山頂→(25分)→岩岳山→(30分)→惣岳山→(55分)→慈恩寺登山口
- コース状況
- 山の上ではここ数日降雪があり、標高が上がるにつれ雪解け道となり、高水山と岩茸石山の山頂付近の尾根では10cm程の積雪がありました。新雪で凍結箇所はなく、コース上雪解け道がほとんどなのでゲイター必須。特に下りは滑りやすいので気を付けて下さい。
- 難易度
感想コメント
数日前からどこに行こうかずっと悩み、前夜になってもまだ決まらなくて、今山の上では雪が降っているからフカフカの新雪を踏みにそれなりの雪山低山ハイクになるであろう川苔山に行こうとようやく決めて寝ましたが既に夜も深く、翌朝もれなく寝坊をしました。冬は朝が起きれないので、行きたい山に行けないのが悩みです。
この時間からでも行って来られて、雪にちょっと触れ合えそうな高水三山に行くことにしました。軍畑駅からスタート。最初は順調にサクサク登っていましたが、次第に雪解けのぐちゃりんこ道に。更に背の高い杉林の枝に付いた雪が、太陽で解けてぼとぼと投下。当たったら最悪だなと思っていたら案の定首の後ろにメガヒットしました。
陽の当たる箇所は暖かいですが割とどこにいても風がびゅーびゅーと強く、腕時計は7°Cと言っていましたが体感気温はもっと寒かったです。風が強く吹く度に、スギ花粉がブワッと舞い散っていました。花粉症持ちなので、目や喉、鼻がもう悲惨でした。ゲイターを履くのが面倒で、高水山まではゲイター無しで慎重に登りましたが、さすがにぐちゃりんこがひどかったので山頂でゲイターを装着。素直に最初から履いておけばもっと楽でした。
岩茸石山では、川苔山や長沢脊稜方面の展望などが素晴らしかったです。景色にうっとりしましたが、風がびゅーびゅー寒かったので早々に惣岳山へ。雪混じりの下りに神経を使い、ちょっとした岩登り風なところもあって、変化に富んだ道で楽しく惣岳山へ登頂。ここまで来るとハイカーがたくさんいました。ここからの下山が意外と長くて疲れたのと、靴とゲイターが未だかつてないほど泥まみれで、帰りのことを考えると気分がダウナーでした。下山後たまたまあった水たまりで泥を落とすことが出来ました。
御嶽駅へ到着。少しフラッと御岳渓谷に下りてみました。とても美しい川の流れです。まさに山と渓谷。おそばを食べに玉川屋へ。貸切の座敷で、値段もお上品な天ぷらそばを頂きました。あったかいおそばなのにそば湯が出されて、どうやってそば湯を頂けば良いのか分からず、おつゆをすすってはそば湯を飲むの繰り返しをしました。関東はあったかいそばでもそば湯を出すのか?正しいそば湯の食し方誰か教えて下さい。その後電車が来るまで駅前の階段で日向ぼっこしながら、ケータイで玉川屋を調べてみると驚愕。さっきまでいた座敷にあるという棚に、ずらりと並ぶだるまの写真が出てきました。しかもだるまの髭と眉が恐ろしく長くて黒い。すごい光景です。ものすごい見たかった。。。気付かなかった己が憎いと後悔する程にその光景は秀逸なので、訪れた際には是非チェックしみて下さい。
フォトギャラリー
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。