関西 花の山(37) 藤原岳・孫田尾根~セツブンソウ

このエントリーをはてなブックマークに追加
投稿者
本田 康之
イオンモール各務原店 店舗詳細をみる
日程
2016年03月16日 (水)~2016年03月16日 (水)
メンバー
なんば店 本田康之
天候
曇り
コースタイム
三岐鉄道伊勢治田駅(40分)新町貯水池(44分)展望地(47分)丸山(40分)草木(39分)多志田山(9分)縦走路分岐(55分)藤原岳展望丘(15分)藤原山荘(17分)9合目(21分)8合目(41分)大貝戸登山口(8分)三岐鉄道西藤原駅
●新町バス停手前で車に乗せてもらった為、伊勢治田駅~新町貯水池まではもう少しかかると思います
コース状況
・アプローチ
 ・公共交通機関は三岐鉄道の伊勢治田駅から国道306号坪内交差点に出て、その先、麗村から   新町集落に向け歩き、甘露寺を越え、その先のT字路を右折、2つ目の道を左折すると、どん  つきが貯水池です。
 ・マイカーで孫田尾根の取り付きに行く場合も上と同じですが、標識はありません。貯水池には  駐車スペースが15台ほどあります。大貝戸の方は登山口に駐車場があり、駐車できなくても  下部には有料駐車場があります 

①伊勢治田駅にはトイレと自動販売機があります
②阿下喜駅~伊勢治田駅~新町までコミュニティーバスがありますが、1日5便で時間的にも不便ですが、帰りは使えるかもしれません
③伊勢治田駅から登山口までは標識はありません
④貯水池から林道がありますが、すぐに二股になり、ここを左に入ります
⑤最初の展望地あたりから石灰岩の岩が登山道を覆います
⑥草木は巻道があります
⑦丸山・草木・多志田山とピークを越えるたびに登降があります
⑧今回は多志田山手前から雪がありましたが、軽アイゼンとスパッツは多志田山から先が必要
⑨多志田山~鈴鹿主稜線分岐間はややヤセ尾根です
⑩鈴鹿主稜線分岐から藤原岳間は巻道でも直登もあり、今回は直登で行きましたが、ここは石灰岩の岩が浮石の状態で散らばった急登で、落石注意。高度感があります。ここで福寿草を見る場合はスリップ注意です
。またこの区間、雪がありましたが、ややドロドロ状態です。
⑪藤原岳展望丘からこの孫田尾根を下る場合は迷いそうです
⑫見られた花はコショウノキ・ヒロハノアマナ・オニシバリ・シキミ・ヤマネコノメソウ・タチツボスミレ・セツブンソウ・カテンソウ・ユキワリソウ・セリバオウレン・スズシロソウ・福寿草・アセビ
⑬藤原岳展望丘~藤原山荘間も出だしがアイゼンが欲しいです
⑭藤原山荘は無人小屋で外にトイレあり
⑮藤原山荘~8合目間は雪が混じった泥道が続き、特にこの区間がこの時期はスパッツを装着しても泥が付きます
⑯大貝戸登山口には無料駐車場があり、トイレと休憩舎が併設
⑰西藤原駅にはトイレ・郵便局・自動販売機があります
⑱立ち寄り湯は阿下喜温泉あじさいの湯が500円(毎週木曜休み・11:00~21:00)
難易度
Google Map
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

藤原岳(ふじわらだけ・1140m)は日本300名山・関西100名山の一つで、福寿草の群生があり、花の100名山としても知られています。三重県側は鉱山となっており、石灰石が採掘されていて、崩れた山容になっていて、わかりやすい。残雪が多い山ですが、3月頃から福寿草・節分草が花を咲かせます。
今回は孫田尾根という藤原岳に直接、登ってゆくルートを選びましたが、この尾根は破線ですが、マーキングもありはっきりしています。むしろ、鈴鹿主稜線合流点~藤原岳山頂間が危険個所で、前々日?の積雪でさらに歩きにくい状態でした。この尾根は全般的に急な尾根で、霊仙山の西南稜のような感じで展望は良く、高度感があり、一般的な大貝戸や聖宝寺コースとは違って、登った感が得られます。
孫田尾根では目的のセツブンソウがしっかり見られましたが、9合目付近の福寿草は雪の中でほとんどが蕾状態でお休みでした。大貝戸コースの福寿草も同じでした。雪が解けて、地肌が見えるとまた咲きだすのでしょう。
今日の藤原岳展望丘からは伊勢湾や鈴鹿の稜線や白山がよく見え、風も弱く最高でした。

フォトギャラリー

三岐鉄道の切符は硬券でした

新町貯水池

最初はこんな感じです

展望地から鈴鹿の稜線と青川峡

ヒロハノアマナがちょちょこ咲いています

次第に石灰岩地帯へ

丸山645m

小さくてかわいいセツブンソウ

ミスミソウ

藤原岳の南斜面が見えました

セリバオウレン

草木834m

多志田山965m

ややヤセ尾根

上部から見た孫田尾根

藤原岳から御池岳

藤原岳から遠く白山が見えます

福寿草はお休み中

ドロドロ道

大貝戸登山口

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

この記事を見た人は次の記事も見ています

アクセスランキング

イオンモール各務原店 - 登山レポート

同難易度の登山レポート

  • スタートナビ
  • おとな女子登山部