福岡県 脊振山系 ~車谷コースから鬼ヶ鼻岩に向かい椎原コースの周遊~

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投稿者
酒井 健
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日程
2016年03月25日 (金)~
メンバー
酒井 留奈
天候
晴れ時々曇り
コースタイム
登山口<50分>林道<45分>矢筈峠<60>椎原峠<25分>鬼ヶ花岩<60分>椎原峠<90分>登山口
コース状況
全体的に問題ないと思います。特に危険な個所はありません。この日は非常に寒く防寒着は必須。尾根上は風が強かった。
難易度
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感想コメント

今回は山頂ではなくここ最近で咲き始めたという“ホソバナコバイモ”が目的で、脊振山系最高峰の脊振山の登山口である椎原に向かった。

駐車場という形で整備されていないので空いているスペースに駐車するわけだが、人気のある登山口でもあるのでちょっと遅くに着くと空いていない場合がある。今日は止められてよかった。
何度か今までも登っているが考えてみると車谷コースをちゃんと登るのは初めてかもしれない。いつもは下りで使っていた気がする(忘れているだけかな・・)。そういった意味ではちょっと新鮮な感じだ。

車谷コースからスタート。登り始めてすぐに“コチャルメソウ”を見ることができた。明るい日差しの中、川沿いをゆっくり登る。所々に“オオキツネノカミソリ”の葉が生い茂っている。そんな時、岩の上に一輪の白い花を嫁が見つけた。今回の目的でもあった“ホソバナコバイモ”に早速出会えた。最初の一輪にテンションが上がる嫁。写真パシャパシャ。かなり時間的にスローペースだが、まー今日は目的がコレだからいいか。いざとなれば下ればいいし。
進むにつれどんどんでてくるホソバナコバイモ。こうなると嫁のテンションは一気に下がっていくといういつものパターンになる。
一度林道に出る。それより上は主にオオキツネノカミソリの葉が目立ち、さらに川沿いを上がる。矢筈峠に上がる手前くらいにまだ“マンサク”が残っていた。すでに開ききっている感じではあったがまだまだしっかりと黄色い。ここを過ぎ、ザレ場を登ると“矢筈峠”だ。
脊振山には行かず、道標に従って“椎原峠”に向かう。展望のいいザレ地を過ぎて「唐人の舞」の分岐を今日はパスして細かなアップダウンを繰り返すとやがて椎原コースとの分岐である“椎原峠”に着く。ここで小休止。どうやら“鬼ヶ鼻岩”と“猟師岩山”の間にもマンサクが咲いているらしいとのことでまだ残っているか確認しようとのことで行ってみた。

実際には一部残っていはいたがほとんど終わっている状態だった。咲いているのも枯れ始めていたのでちょっとタイミングが遅かった。ちなにみシャクナゲの葉もずいぶん枯れていたり虫に食われていたりで蕾がない状態。昨年に引き続き今年も難しいのか。またその時期に来てみよう。

猟師岩山までは行かず引き返し“鬼ヶ花岩”で休憩後、椎原峠に戻った。

椎原コースでは“ツクシショウジョウバカマ”を見ることができた。また“メタセコイア”の林の中には“アブラチャン”の花も見ることができた。あとはそのまま下り、駐車場へ向かった。

注)今回のコースタイムはだいぶ遅いです。鬼ヶ鼻岩から椎原峠間の60分は猟師岩山手前から引き返した時間も含まれています。本来はそんなに掛りません。

フォトギャラリー

本日の目的 ホソバナコバイモ

コチャルメソウにもたくさん出会えた

河川沿いを登っていく

咲いてる咲いてる

群生だ

林道との交差をすぎると足場の悪い急な登りが続く

川の渡渉も何度か

オオキツネノカミソリ 今年も沢山花を咲かせてほしい

マンサクが咲いていた

車谷コース最後の難所 崩れるので気を付けて

椎原峠へは平坦な登山道が続く

鉄板の鬼が鼻岩からの眺め

杉が伐採されたところで展望が開ける

ツクシショウジョウバカマも咲いていた

これはアブラチャンというらしい

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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