人の生活と密着する沢 奥多摩・除ヶ沢

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2016年04月06日 (水)~2016年04月06日 (水)
メンバー
天候
晴れ
コースタイム
氷川駐車場(20分)入渓点の橋(120分)大きな岩壁(70分)大休場尾根登山道(35分)安寺沢集落(30分)氷川駐車場
コース状況
先日の雨でやや水量が多かったです。下流域は深い釜を持った滝が多く、釜は巻きづらかったです。この日は腰まで水に浸かりました。

斜面も雨の影響で滑りやすくなっており、高巻きや詰めでは注意が必要な場所もありました。

ワサビ田は現役ですので、荒らさないようにしてください。
上流域は水が少ないです。詰めになると、倒木が道をふさいでいます。
難易度
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感想コメント

奥多摩駅から近く、手頃な半日コースの沢をガイドブックで発見したので、行ってきました。除ヶ沢はワサビ田が多く、最も上流にあるワサビ田は200~300m程連続しています。ワサビ田作業用のモノレールも沢と並行していて、人の生活に密着した沢であることが分かります。

下流域は水量が多く、深い窯も多いです。釜も巻きづらかったので、腰まで水に浸かりました。この日は気温が高かったので、気持ち良い遡行になりました。

詰めは倒木が多く、苦労しましたが、それほど急な斜面ではなかったです。登りきると、大休場尾根の登山道に出ます。時間があれば、本仁田山のピークを踏んでも良いでしょう。

フォトギャラリー

ワサビ田が非常に多い沢です。

氷川小学校の裏手を進み、奥多摩工業のプラント脇を通ります。

やがて山道になり、入渓点の橋が出現します。この橋の下流側にトロッコの鉄橋もあります。

最初は小滝が連続します。作業道が崩れているのも見えます。

ワサビ田が出現。沢に並行してモノレールが敷設されています。

取水口のあるF1です。ちょっと滑り易かったです。

F2は右側の水流奥が登れます。

左から滝に取りつきました。

釜を巻けず、腰まで水に浸かって突破しました。

F3は深い釜があります。右の岩を巻いて登りました。

F4は中央に大岩があります。

F5・10mナメ滝は倒木を利用して登りました。スリップ注意。

F6は左から巻きました。

最も上流にあるワサビ田です。200~300m程連続します。

大きな岩壁が出現しました。この辺りで伏流帯になります。

F7・3段15m滝辺りで水がチョロチョロ復活します。

最後の滝。落ち葉で埋まっています。

詰めの倒木です。ここをクリアすれば、登山道はすぐです。

登山道に出ました。

安寺沢集落に下山しました。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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