岩と雪の殿堂～剱岳～

山の師匠たちと剱岳の周回山スキーを行う予定だったが、立山川のスナクボ岩屋で雪が完全に切れていて進行不可能となった。

代替案として早月尾根を起点とした周回コースに変更。

スキー靴のまま早月尾根を上がり標高1700ｍ付近からシール歩行。
しかし次第に斜度と雪面が氷になってきたので師匠以外はアイゼン歩行。

標高2210ｍ早月小屋からは師匠もアイゼン歩行開始。

数々の難所を慎重に進みながら10時間掛けて山頂に到達。

ここから剱沢に向かって滑る計画もあったが陽の当たってるはずの南面も前日の新雪の影響でザラメになっていなくて滑走不能。（数センチの新雪の下に氷化斜面がありエッジも掛らず危険な状態）

帰路は早月尾根を標高2600ｍ付近までアイゼンで歩いて、早月小屋が見える2300ｍ付近からザラメ雪を快適スキー。

標高1700ｍ以下は登山道の尾根を外れて雪を拾い標高1000ｍ付近まで滑って白萩林道を歩いて馬場島に戻った。