新穂高温泉から槍ヶ岳へ
- 投稿者
- つじまい(おとな女子登山部)
- 日程
- 2016年08月02日 (火)~2016年08月05日 (金)
- メンバー
- おとな女子登山部 荻野なずな部長、つじまい
ゴールドウィン 小澤由紀子さん
グッデイ取材班 3名
- 天候
- 1日目 くもり時々雨 2日目 晴れのちガス
- コースタイム
- 1日目山行4時間34分
【10:12出発】新穂高温泉駅→(47分)→穂高平小屋→(63分)→白出小屋→(85分)→滝谷避難小屋→(79分)→槍平小屋【14:48到着】
2日目山行4時間5分
【06:04出発】槍平小屋→(111分)→飛騨沢千丈乗越分岐→(34分)→千丈乗越→(60分)→槍ヶ岳山荘→(25分)→槍ヶ岳→(15分)→槍ヶ岳山荘【12:13到着】
- コース状況
- ◎あかんだな駐車場に駐車(1日600円)し、無料のシャトルバスで平湯まで。
平湯から新穂高ロープウェイまでバスで40分ほど(片道890円)
◎新穂高から穂高平小屋を経由し、白出沢出合までは舗装された林道(一部分ショートカットできる)
槍平小屋まで樹林帯の登りとなるが(標高差1000Mほど)、道は分かりよく歩きやすい。
滝谷出合での渡渉は、降雨直後は水量が増すため渡れないことがある。
槍平小屋HPを確認してから出発しましょう。(http://www.yaridairagoya.sakura.ne.jp/index.html)
◎槍平小屋から千丈分岐まで登ると、森林限界となる。
槍平小屋から槍ヶ岳山荘(標高差1100Mほど)まで、最後はガレとなるが険しくない。
千丈乗越で西鎌尾根の稜線に出るルートをとるほうが、少しだけ時間が増えるが景色がよい。
◎槍ヶ岳山荘から穂先までは標高差100M、岩場や梯子を三点支持で登降する。
雨や強風の時は登ることはできない。
渋滞することも多く、登り下りのルートが別になっている。
ヘルメットはぜひ着用してください。槍ヶ岳山荘のレンタルがあるが、数に限りがあります。
◎お手洗い
新穂高ロープウェイ、穂高平小屋、槍平小屋、槍ヶ岳山荘
- 難易度
感想コメント
2017年夏のGUDDEI Research掲載の取材で、北アルプス縦走に行ってきました。
おとな女子登山部での初仕事で、初取材。
ドキドキわくわくで当日を迎えました。
私は、槍ヶ岳までは登頂経験がありますが、その先は未踏。
大キレットを越えて、北穂高岳まで縦走する難易度の高い憧れのコースです。
今回の計画は、山小屋に泊まって3泊4日の体力的に余裕のある日程。
夏の高山は、午前中から雲が湧き出し、午後から雨となることが多いです。
そう考えると大キレットのような稜線を縦走するには、このような日程が望ましいのですね
1日目は雨が降ったり止んだりのお天気でレインウェアを脱ぎ着して調整。
(雨が止みレインウェアを着たままだとやはり暑いのです)
槍平小屋につくと大雨となり、小屋の中で過ごします。
濡れた衣服は乾燥室で乾かすことができました。
2日目、槍平小屋を出発して槍ヶ岳をめざします。
いつの間にか『登山しりとり』がはじまるが、つじまいは弱いのでヒントをよくもらう。
そのうち千丈分岐に着くと、お花畑が広がっていました。
西鎌尾根に出ると、ガスが出てきはじめました。
山荘まで槍ヶ岳は姿を見せてくれず、ひとまず宿泊手続きを済ませました。
穂先に登れるかどうか・・・お空とにらめっこしながらビールを我慢する6人。
やっぱり、ガスの中でも登ろう!と準備をして外に出ると、青空が見えました(^^♪
そしてこの日の行程は無事に終えました。
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。