キタダケソウを訪ねて・・・・日帰り北岳
- 投稿者
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本田 康之
イオンモール各務原店
- 日程
- 2018年06月25日 (月)~2018年06月25日 (月)
- メンバー
- 名古屋栄店 本田康之
他1名
- 天候
- 快晴
- コースタイム
- 芦安5:30⇒広河原6:05頃
広河原(4分)広河原山荘(100分)白根御池小屋(72分)二股分岐(15分)小太郎山分岐(30分)肩の小屋(38分)北岳(30分)肩の小屋(70分)白根御池小屋(88分)広河原山荘(4分)広河原
広河原16:00頃⇒芦安16:35頃
- コース状況
- アプローチ
・マイカーは韮崎インターや白根インターより県道で芦安方面へ
・公共交通機関はJR甲府駅から夜叉神峠・広河原方面のバスがあります
①夜叉神峠登山口から先はマイカー規制でバスとタクシーのみで、広河原へゆく場合は下の芦安で駐車する。朝一の乗合タクシーは台数によっては乗れない場合もあります
②芦安駐車場・広河原インフォメーションセンターにはトイレ・自販機があります
③広河原はトイレ・売店・水場・キャンプ指定地があります
④6月26日現在、広河原から大樺沢下部は橋の架け替えの為、通行止で白根御池へ直接上がるルートになります。なお、大樺沢の分岐には表記もなく、駐車場や広河原インフォメーションセンターに記載があります。
⑤白根御池小屋までの樹林帯コースはいきなり急登で丸い丸太階段が数箇所あります
⑥白根御池小屋は6月中旬~11月上旬開設、トイレ・水場・売店があります(名物はソフトクリーム500円也)
⑥草すべり下部はイチリンソウ・ニリンソウが咲き乱れ、上部のお花畑にはシナノキンバイがたくさん咲いていました
⑧小太郎山分岐から先はきれいな稜線で隣の甲斐駒・仙丈ヶ岳・鳳凰三山、八ヶ岳、富士山と展望が抜群
⑨稜線ではハクサンイチゲ、キバナシャクナゲ、オヤマノエンドウ、チシマアマナ、ミヤマダイコンソウ、イワウメなどが見頃
⑩肩の小屋は6月中旬~11月上旬開設、トイレ・水場は下り15分程度(1ℓ100円でも販売)
⑪肩の小屋~北岳は岩場ですが、あまり危険度はありません
⑫白根御池小屋から先は全般的に虫が多くなります
⑬広河原~芦安間は時刻表以外にも人が集まれば乗合タクシーが動きます
⑭立ち寄り湯は芦安地区に白峰会館が700円、金山沢温泉が850円などがあります
- 難易度
感想コメント
北岳(きただけ・3192m)は富士山についで第2位の高さで日本百名山・花の百名山の一つ。赤石山脈の最北という意味で北岳といい、間ノ岳・農鳥岳と共に白峰三山を構成し南アルプスの盟主。
今回、南アルプス林道の開通を待って、久しぶりに北岳へ登ってきました。この時期の北岳はキタダケソウが見られますが、その群生地は八本歯のコル上のトラバース付近ですので大樺沢左俣を進むと早いですが、もちろんこの時期は雪渓が残り、ピッケルとアイゼンを持参しました。
今回は日帰りアタックですので、芦安の5:30の乗合タクシーを乗っても、広河原には6時20分、帰りは広河原の最終が16:40と持ち時間は10時間程度。下部は大樺沢の橋の架け替えで通行できず、白根御池小屋経由になりますので大樺沢は下降に使用する想定でしたが、北岳から八本歯のコルへ向かっている途中で運良く、キタダケソウの群生地を教えてもらい、逆にトラバース道の群生地は終わりかけでここの方が綺麗とのことで、あえてトラバース道に向かう必要がなくなりました。
キタダケソウはハクサンイチゲとの違いを事前によく学習してはいましたが、実際、見ると葉っぱが全く違うのですぐにわかりました。ここまでハクサンイチゲは大量に見かけましたが、確かに見られず、こんな所によく咲いてくれてありがとうという思いで画像に収めました。
今日は快晴で平日にも関わらずたくさんの登山客が登っていましたが、同じ目的の人も多かったです。朝一の乗合タクシーで向かった登山客の中には日帰りで行く人はいなかったと思いますが、とりあえず先行者はすべて抜いて、結局、広河原には16時前には下山できました。しかしながら、もしトラバース道まで下っていたらどうだったでしょうか?大樺沢の雪渓の状況ももう一つわからず、登り返して往復していてもどうだったか?
とにかく目的は果たし、しかも快晴だったのでとてもいい山行ができました。
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