200名山の旅 小秀山 (長野県 南木曽)
- 投稿者
-
木德 尚代
グランフロント大阪店
- 日程
- 2016年10月07日 (金)~2016年10月07日 (金)
- メンバー
- 明石大久保店 木徳 、友人
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 白川林道登山口 7:21 1583ピーク8:06 ふくろう岩 8:41 巨石群 10:00 山頂 10:08~40 ペンギン岩 11:19 登山口12:34
- コース状況
- 登山口は少し分かりにくかったが整備された登山道でした。下呂温泉側からのコースはよく崩れやすく
登山道情報注意がひつようです。中級者ルートになります。
白川林道を進み、白洲峠手前に、キャンプ中止看板があり駐車スペースがあります。
国道19号線の木曽町から、王滝村方面、王滝村で、滝越集落への道に進み、約10kmで滝越集落。 美しい自然湖があります。
キャンプ場水交園、そこを過ぎて、森きちキャンプ場に続く白川林道に入り、岐阜県境の白巣峠手前の登山口。
- 難易度
感想コメント
台風で山小屋泊まりの山行きを変更し
友人の希望で、200名山の小秀山に
いってみました。中津川インターは、昨年恵那山に登った時以来です。
旬の栗きんとんが勢ぞろいで、帰りに買いましょうと先を進みます。
中山道の宿場町で有名な木曽路から、王竜村に向かいます。
その昔、後白河法皇の病が、木曽の山に祈祷して治った由来で、この村に王の文字があるそうです。
文豪、島崎藤村もこの木曽路で生まれ、父を題材に描いた小説が「夜明け前」です。
今回はその小説に出てくる宿「滝旅館」に泊まりました。昭和の風情ある旅館でした。
あゆの塩焼き、お鍋、思った以上の豪華な夕食で迎えていただきました。(山小屋価格だそうです)
朝は早めに宿をでます。
カメラマンが三脚を構えて、光が出てくるのを待っている、1984年の長野県西部地震で発生した土石流により王滝川がせき止められてできた自然の湖は撮影スポットでも有名で、紅葉は少し早かったです。
王滝川ダム湖から白川林道を進み、登山道を通り越、県境の白洲峠までいってしまいました。ここから岐阜には抜けれません。
少し戻ると、登山口を発見しました。
小秀山は岐阜100名山です。が、三つある
ルートはどのルートも健脚者むきですが、2006年に今回の王滝村からの最短ルートができました。
初めから急登りです。二合から展望が開けるとのこと
一瞬 木曽御嶽山にが姿を現しました。が晴れているのに、ガス・・・。
フクロウ岩(4合)とゆう巨石を超えると、面白い岩が連続します。
モアイ岩ペンギン岩、雨宿り岩、オコジョ岩、 山頂直下は巨大石(兜率岩 とそつ)なる、見上げる岩があり面白かったですね。山頂に近づくとクマザサの笹原と針葉樹です。
山頂は晴れていたら、北アルプスも一望できる大展望のはずですが
残念ながら、ガスでした。晴れているのに・・・。
山頂で、産直にて調達した「秋映」なる甘酸っぱいリンゴとコーヒーでお茶時間。
山頂に岐阜方面5分で立派な非難小屋があります。
下りは木曽駒ヶ岳方面を望みながらの下山となりました。
「木曽路はすべて山のなかである」島崎藤村の夜明け前の序文を思い出す
深き美しき山でした。
下山して、「一竹」なるそばやでの季節限定キノコそばは、そばよりキノコの多い濃縮したそばでした。今朝とってきた「コクゾウタケ」「アミダタケ」なるとろとろしたキノコとまいたけで作ってるとのことでした。キノコ汁のような、うまみと、パンチの効いたお蕎麦でした。
高速に入るまで、とにかく産直の多い道です。
最初に立ち寄った「三岳」なる産直で、今朝とれたての松茸を友人はゲット、続く
「木曽福島」でさらに松茸とリンゴの山盛りの中で、昨日の松茸が
二割引きなるものに出会い、四国出の二人には衝撃でした。
もともと山に行く仕事で、長野には何回もおとづれていますが
木曽路ははじめてでした。
上松から木曽駒も面白そうだなあと、美しい自然と、おいしい水、
山から見る、木曽の雄大な展望に癒された 木曽路の旅でした。
友人はこの山で二百名山62座目です。
山だけでない風景との出会いが面白い山旅です。
機会あれば是非 またお供したいと思います。
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