毎年恒例、冬のテント泊。
- 投稿者
-
佐野 原生
川崎ダイス店
- 日程
- 2017年01月12日 (木)~2017年01月13日 (金)
- メンバー
- 横浜西口店 加藤、他1名
- 天候
- 曇/雪
- コースタイム
- 登り:美濃戸口→美濃戸山荘(70分)→赤岳鉱泉(180分)
下り:赤岳鉱泉→美濃戸山荘(100分)→美濃戸口(40分)
- コース状況
- ◆美濃戸口から赤岳鉱泉まではアイゼン無しでも上がれてしまいますが、その先は本格的な冬山シーズンに入っています、厳冬期の装備が必要です。
◆赤岳鉱泉までの積雪は深い所50センチ前後です。
- 難易度
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感想コメント
毎年恒例、厳冬期の赤岳鉱泉でテント泊。
初日は曇、美濃戸口から赤岳鉱泉まで黙々と歩きます。所々凍結した路面が積雪で隠れており、足元に気をつけながら進みます。最初から12本爪のアイゼンを装着するより、ツボ足でダブルストック、もしくはチェーンアイゼンを装着した方が楽に歩けます。
赤岳鉱泉に到着するなり、直ぐにテントを張り夕食の準備。鍋や暖かいツマミ等で温まります。夜はやや風があり、温度計を見るとマイナス15度を指していました。
翌朝は大寒波の影響で風が強く、赤岳山頂へのアタックを断念。
日が上がりきってからテントを撤収し早々に下山開始。途中から序所に吹雪き始め、下山後に振り返ると山頂付近は白いベールに包まれ、何も見えない状態でした。
年明け一発目の山行。20キロ強の装備を背負いながらマイナス15度〜の中でのテント泊、気分もやっと厳冬期にシーズンインです(笑)。
-今回利用した日帰り温泉-
もみの湯
http://www.lcv.ne.jp/~mominoki/mominoyu.html
*ワンポイント*
◆日中マイナス5度〜の中での行動。化繊のベースレイヤーの上に中綿入りのソフトシェルを着て、汗を溜めない必要最低限のレイヤリングで行動しました。
◆気温が低く、休憩すると一瞬で体温を持ってかれます。ハードシェルの上からでも羽織れるインサレーションは必需。
*注意*
◆美濃戸口まで除雪車が入っていますが、車のタイヤは必ずスタッドレスに交換しましょう。
◆本格的な冬山の時期です、厳冬期の装備は完備しましょう。
◆氷点下でのテント泊は、液体物は全て凍ります。水はもちろん、コンタクトレンズの消毒液やアメニティー類、バッテリーや燃料はシュラフの中に入れて冷やさないようにしましょう。
フォトギャラリー
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。