笠形山【兵庫県】

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投稿者
大杉 孝浩
岸和田カンカンベイサイドモール店 店舗詳細をみる
日程
2017年01月16日 (月)~2017年01月16日 (月)
メンバー
単独
天候
コースタイム
グリーンエコー笠形(10)登山口(30)扁妙の滝(15)滝見台(30)3合目(30)グリーンエコー笠形
コース状況
寒波の影響によりグリーンエコー笠形で脛あたりまでの積雪。
コース上では多い所で腰までのラッセルをしました。
難易度
Google Map
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感想コメント

氷瀑で有名な笠形山に登ってきました。
大寒波の影響で中国自動車道の規制や播但連絡道の通行止めもありつつ、予定より1時間程遅れて駐車場所であるグリーンエコー笠形に到着。
この日は4駆仕様車、スタッドレスでないと上がれないほどの雪だったと思います。

朝8時半の時点でフロントは営業しておりトイレも借りれました。
登山届けを提出。コースの状況を丁寧に教えて頂きました。

こんだけ雪が積もってたら氷瀑も発達してるだろうと期待して出発。
まずはキャンプ場内のバンガロー横を抜けますがこの時点で深い所は膝ラッセル。
登山口まで車道をプチラッセルしながらあるきます。
登山道に入ると積雪量は落ち着きますが、雪の下に隠れている木の根や石などに注意して歩く必要があります。実際1度コケてしまいました。
ストックを使いこなせている方だと有効だと思いましたが、使いこなせてない人は手でバランスを取った方が安全だと思います。
とは言え滝までは近いので焦らず歩けばいいと思います。

子育て観音を過ぎオウネンの滝は凍らず一本の筋で綺麗に流れていました。
そしてメインの扁妙の滝ですが・・・何やら遠くで水の音が・・・。
と思っていたらやはり5割ほどの発達でした。完全氷結までは1週間ほどの冷え込みが必要なのでしょうか??
それでも雪と滝のコラボレーションは綺麗です。何枚も写真を撮っていました。

ここから滝見台を経由し山頂を目指します。
滝からは少し急登になります。足場をしっかり確認しながら歩きます。
金属階段は手すりが凍ってスベスベですのでつかみ損ねないように慎重に歩きました。
滝見台。生憎のお天気で景色は望めませんでしたが滝の全容は捉える事が出来ました。

そしてこのあたりで装備が乏しいことに感じ始めて下山か登頂かを悩み始めます。
とりあえず行けるところまでいって厳しそうなら降りようという気持ちで山頂へ向かいます。
三合目の看板を過ぎたあたりが一番雪が多く腰ラッセルをしました。
そして撤退を決めました。
装備が乏しかったこと、登り始めが交通状況で遅くなったこと、単独だったこと、初めての登山道だったこと、以前のケガの状況が思わしくない事などが原因です。
降りて温泉に入りたかったこともありますが。。
下山と決まれば足取りは軽く、30分で戻ってきました。

久しぶりの登山はやはり楽しかったです。登頂できなくても、景色に癒され無になれる瞬間を与えてくれました。とてもリフレッシュできました。

以下、乏しいと感じた装備です。参考になればと思います。
【低山雪山ハイク】
ニット帽・・・暑くて取りました。
薄手ネックウォーマー・・・暑くて取りました。
上半身インナー・・・ファイントラックのスキンメッシュ・ノースリーブタイプ
ファーストレイヤー・・・長袖のポーラーテック・パワードライ
薄手フリースベスト・・・暑くて脱ぎました。
レインウェア上下・・・ゴアテックス
下半身インナー・・・CW-Xサポートタイツ
パンツ・・・3シーズン用
靴下・・・中厚手メリノウール
スパッツ・・・ゴアテックスロングタイプ
登山靴・・・しっかりめのトレッキングシューズ
グローブ・・・メリノウールインナーとレイングローブ

ザックの中身
薄手フリースJKT、ダウンJKT、軽アイゼン、ツェルト、水、行動食、エマージェンシーキット

特に乏しいと感じたのはアウターとアイゼン、あとピッケルが無かったこと。
アウターはマウンテンJKTかソフトシェルが良いかと思いました。
アイゼンは急斜面で役に立つ前爪付のものが良いかと思います。
知らないルートを行く為にはピッケルがあるのとないのとでは心強さが全然違うと思います。

雪がなくてもしっかり氷瀑が見れるタイミングもあるみたいなので是非登ってみて下さい。

フォトギャラリー

氷瀑は5割ほどかと思います。

グリーンエコー笠形のフロント、温泉もあります。

キャンプ場内でこの積雪

登山口。

オウネンの滝は凍ら無さそう

扁妙の滝

滝見台への登山道

つらら~

鉄製のものは凍っていて滑りやすいので要注意

滝見台。雪の日に屋根があるとひと安心できますね。

読めますか?「笠形山」

滝見台より扁妙の滝

3合目以降の登山道

ここで引き返しました。

ここからグリーンエコー笠形に戻ります。

前日はとんど祭りが開催されていたそうです。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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