中央アルプス:木曽駒ケ岳~宝剣岳~空木岳縦走

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2010年09月09日 (木)~2010年09月10日 (金)
メンバー
天候
1日目:曇り時々晴れ 2日目:晴れ
コースタイム
1日目:千畳敷8:30→乗越浄土9:10→中岳9:35→木曽駒ケ岳10:10→宝剣山荘10:40→宝剣岳11:20→極楽平12:35→檜尾岳15:25→檜尾避難小屋15:35
2日目:檜尾避難小屋6:25→檜尾岳6:35→木曽殿越9:30→空木岳11:00→ヨナ沢の頭12:30→池山小屋14:20→菅ノ台15:40
コース状況
乗越浄土へ続く八丁坂の傾斜はきついですが、よく整備されており、比較的歩きやすいと思います。
中岳へ向かう途中に巻き道ルートへの分岐があります。このルートの危険箇所は短いので、慎重に通過すれば時間短縮することができます。でも、時間があるなら中岳からの木曽駒ケ岳も見ると良いのではないでしょうか。
宝剣岳へは登りだしてすぐ鎖場になります。ルートが狭いので、休日だと登り下りで混雑が予想されます。高度感はありますが、3点支持を守り慎重に通過しましょう。
宝剣岳頂上に立つ場合は、狭いので注意が必要です。
極楽平までは岩場と鎖場が続くので慎重な行動が望まれます。極楽平から檜尾岳まではゆるやかな稜線が続き、たまに鎖場もでてきます。
檜尾岳から10分ほど下った所に檜尾避難小屋があり、そこからさらに5分ほど下ると水場があります。水場はかなり細いです。
檜尾岳からは、標高差を感じないアップダウンが続き、ゆるやかな稜線を下りだして一気に下りだすと木曽殿越に着きます。
空木岳へはここから急な登りが始まるので、頑張って登りましょう。空木岳から駒石経由で下ると、分岐で樹林帯に入ります。
ヨナ沢の頭を過ぎると、小地獄、大地獄の難所が始まります。小地獄付近は崩落してましたが、復旧作業のおかげで通行可能になり、新しい登山道は階段と鎖が使用されています。鎖の部分は下りに注意が必要です。
池山周辺からは、登山道の整備が進んで遊歩道となっており、非常に歩きやすいです。
Google Map

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感想コメント

どうしてもやってみたかった木曽駒ケ岳~空木岳の縦走を、1泊2日で石倉さんと登ってきました。
鎖場を慎重に行動すれば、御嶽山や遠くに北アルプス、反対側には南アルプスを見ながらの稜線歩きが楽しめます。
水場と幕営地がないので、2泊3日の小屋泊での山行をお勧めします。
避難小屋利用の場合は、私達が行った時の水場は、本当にチョロチョロしか出てなかったので、水を持って行くべきだと思います。
小屋は8畳ほどの大きさで、銀マットと寝袋は置いてありました。先客にネズミさんがいますので、食料の管理に気をつけて下さい。
空木平から菅ノ台までの樹林帯は、だらだらと長く感じられました。

フォトギャラリー

千畳敷駅の目の前に広がる千畳敷カール。

傾斜のある八丁坂を登る石倉さん。

雲の切れ間に見えた木曽駒ケ岳。

今回の目的の山の一つ、木曽駒ケ岳の頂上でまず一枚。

宝剣岳頂上までは鎖場が続きます。

宝剣岳頂上。混んでなければ、気をつけて登ってみて下さい。

縦走を楽しむ石倉さん。

ガスも出て、まだまだ目的地は見えず。。。

奥に見える建物が檜尾避難小屋です。ここで1泊。

避難小屋から5分ほど下りた水場。地図に細いとは書いてあったけど、かなり細いです。

男の料理・晩ご飯に肉だんご入りクリームシチューパスタを作りました。うまいです、コレ。

2010年9月10日の御来光です。1日に1度しか見れないこの瞬間がとても好きです。

男の料理2・朝ご飯は前日に残した具と春雨を七味入りの味噌スープで。味はまぁまぁでした。

絶好の天気の中、縦走を開始。

熊沢岳頂上手前で後ろを振り返る。よく歩いたなーっと実感。

木曽殿山荘から空木岳への急な登り。疲れた体にこの登りはへこみます。。。

空木岳に無事到着。頂上は強風でした。

空木岳からの絶景。天気が良ければ360度の展望が楽しめます。

池山小屋近くの水場。

今回も無事で楽しい登山になりました。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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