末枯れの両神山
- 投稿者
- あやや(おとな女子登山部)
- 日程
- 2017年10月31日 (火)~2017年10月31日 (火)
- メンバー
- 単独
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 日向大谷口(30)会所(75)清滝小屋(30)横岩(35)山頂(40)清滝小屋(70)日向大谷口
- コース状況
- ・2日前の台風で増水していました。
《お手洗い情報》
・登山口(水洗/ペーパー有)
・清滝小屋(不明)
- 難易度
感想コメント
関東方面へ行く用事が出来たので、行って来ました奥秩父!!
事前の下調べでは東京から日帰り出来るとは書いておりましたが、公共交通機関ではなかなか移動が大変でした。新宿から西武鉄道で西武秩父まで110分。そこからさらにバスで90分。
ようやくついた登山口は紅葉がやや終りかけで平日という事もありひともまばらです。
古くより修験の山として多くの修験者に愛された両神山。
信仰の厚さは日向大谷から登ると所々に現れる行者の像や石標に見る事が出来ます。
まずは沢沿いに七滝沢登の分岐を左へと折れ、清滝小屋方面へ向かいます。
数日前の大型台風の影響で沢が増水していましたので、靴を濡らさない様に慎重に渡渉します。
弘法大師像が見えたら井戸で喉を潤し、清滝小屋で一休み。
途中で寝不足(?)のせいかいつもよりスピードがあがらず清滝小屋でゆっくり目に休憩しました。
だが、このままのペースだと目的のバスに乗れず2時間近く次のバスを待たなければならない!
「秋はつるべ落とし」と言われるように日暮れが早いので、出来れば早目のバスで帰りたい、と思い頑張ってスピードアップ。
急な登りを繰り返しながら登ります。
1,600m付近から霜柱やつららが見られるようになります。
鈴ヶ坂からは先は鎖場などの続く急こう配でここはテンションが上がりました。
両神神社を参拝し、奥宮の祀られる両神山山頂への険しい岩場を抜ければもう山頂です。
天気次第で富士山・八ヶ岳・北アルプスも望めるとのことでしたが、少し白んでおり奥までは見えませんでした。
山頂でたまたまお話させて頂いたのが「日本ナショナルトラスト協会」の方で看板の整備や見回りなどをされているとの事でした。
そういった自然を整備して下さる方がいてこそ私たちが山を楽しむことが出来るのだな、と本当に感謝です。
そこからはペースを下山開始。何とか10分前に到着しました。
行きに一緒のバスだったご夫婦に何故か(笑)ねぎらってもらいおやつを沢山頂きました。
ありがとうございました。
本来は別ルートから帰りたかったのですが、増水しているかもしれないので安全にということで帰路はピストンとしました。
次回は5月にニリンソウやミツバツツジを見るのと、鎖場の多い八丁峠に行ってみたいと思います。
■服装
上:スキンメッシュ半袖 ウール(200ウェイト)
下:オールシーズン用パンツ
■気温
清滝小屋 11:45(10℃) 13:30 両神神社(6℃)
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。