鈴鹿のカタカナ山 ネコ・南コブ・ハライド
- 投稿者
-
本田 康之
イオンモール各務原店
- 日程
- 2017年12月06日 (水)~2017年12月06日 (水)
- メンバー
- 名古屋栄店 本田康之
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 近鉄湯の山温泉駅(32分)希望荘横・東海自然歩道入口(30分)笠岳分岐(8分)笠岳(18分)ネコ最高峰(5分)ネコ三角点(20分)風越峠(22分)南コブ(40分)ハライド(10分)腰越峠(2分)分岐(30分)割谷出合(22分)旧三岳寺跡参道登山口(15分)鳥居道山キャンプ場(5分)希望荘横(20分)近鉄湯の山温泉駅
- コース状況
- アプローチ
・マイカーは国道477号の鈴鹿スカイラインを進みますが、鳥居道休憩所の駐車場が便利です
・公共交通機関は近鉄湯の山温泉駅がスタート
①希望荘までの国道477号に歩道があります(湯の山温泉への県道577号を歩き、途中の近い箇所で国道477号に移ってもいいです)
②希望荘手前の第二駐車場看板の横に東海自然歩道の看板があり、しばらく舗装路を歩き、おおるり橋手前から未舗装です
③笠岳への分岐は小さな標識がありますが、その後はマーキングのみです
④笠岳・ネコの稜線は樹林帯ですが、尾根上にマーキングがあります
⑤ネコは最初に西峰610m⇒反射板(ここの展望が良い)⇒最高峰620m⇒三角点614mという順番で標識が各々あります
⑥ネコ・笠岳稜線から風越峠にはマーキングがありますが、見逃しそうです
⑦風越峠側にはネコの標識はありません
⑧風越峠~南コブは急登です
⑨南コブ山頂は朝明観光協会の看板付近から高い所を目指すと到達しますが、展望はありません
⑩南コブ山頂から踏み跡をたどると大岩が乱立する箇所があり、そこからの展望が良いです
⑪南コブ~ハライドははっきりしている登山道ですが、小ピークがあり、細い稜線の登り下りの繰り返しです。ハライド手前にちょっとした崩壊地のガレ場や斜面のトラバースがあります。
⑫ハライドは山頂より手前の展望所の方が風が当たりません
⑬ハライド~腰越峠は急なガレ場です
⑭藤内小屋方面は腰越峠道がわかりにくくヤシオ尾根から下山したほうが道がいいです
⑮旧三岳寺跡参道は頼りない木橋や二の坂・一の坂が倒木で歩きにくいです
⑰旧三岳寺跡参道登山口から川沿い歩きますが、ロープはあるものの崩壊していたりと、沢沿いに歩いたほうが楽かもしれません。最後は堰堤のところで左岸に渡り、舗装路まででます
⑰立ち寄り湯は湯の山温泉や片岡温泉など500円~1200円まで日帰り入浴できる箇所が数か所あります。近いのは希望荘で600円で11:00~22:00(無休)。
- 難易度
感想コメント
今回も鈴鹿のカタカナ山であるネコ・南コブ・ハライドをトレイスしてきました。ネコや南コブに行く場合は湯の山温泉か朝明渓谷間を結ぶ東海自然歩道を歩くことになりますが、公共交通機関を使う場合は朝明渓谷は不便ですので、湯の山温泉駅からになります。湯の山温泉駅はさすがに12月ということで肌寒く感じましたが、正面の御在所方面に樹氷がついているわけではありません。
ネコは同じ稜線にある笠岳と隣の南コブとのセットが都合がよいですが、両ピーク共にマイナーで樹林帯の中を歩き、展望もほぼない為、特徴はありません。南コブの方はハライドと結ぶ稜線がコブ尾根という名称で細い稜線で小ピークが多い為に疲れますが、時よりきれいな形の釈迦ヶ岳が望めて、やや面白みがあります。ハライドは展望が優れますが、今日のような風が強い日は休憩したくないピークです。しかしながら春先のアカヤシオの頃にはまた訪れたい山です。
今日の問題は腰越峠からの下りで、ガレガレの割谷を渡る箇所がとても不明瞭で、思わず下り過ぎた為、予定を変更して鳥居道(旧三岳寺跡参道)を下ることにしました。この鳥居道はたまたま古い地図を持っているのでその地図には記載されていますが、実際のところ今の地図には表記がありません。また三岳寺は今や湯の山温泉街に移転し、鈴鹿スカイラインもあることからこの旧鳥居道は使われなくった上に、2008年の台風被害などで荒れ、鳥居道谷下部の川沿いの道は崩壊している部分が多く、一ノ坂・二ノ坂部分は倒木が登山道を覆い、沢を横切るトラバースにかかる丸太橋は壊れているといった状態。
しかしながら、ニノ坂や一ノ坂や丁仏などの道標は残り、また鳥居道谷の途中に新しく作ったような登山道入口の標識が存在するのがよくわからない。まぁ、あえてこの道を選ぶ理由はないような気もしますが、使われる方は目を凝らして、マーキングを探しましょう。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。