残雪の甲斐駒ケ岳(黒戸尾根~八合目迄)

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投稿者
なみへ~(おとな女子登山部)
日程
2018年03月11日 (日)~2018年03月12日 (月)
メンバー
なみへ~だけ
天候
快晴+風
コースタイム
1日目:尾白川渓谷Pー100分ー笹ノ平分岐ー130分ー刃利天狗ー120分ー七丈小屋
2日目:七丈小屋ー(八合目手前待機含む)80分ー七丈小屋ー90分ー刃利天狗ー60分ー笹ノ平分岐ー60分竹宇尾白川渓谷P
コース状況
上り:笹ノ平分岐付近から氷出現しました。チェーンスパイクなどがおすすめです。
   刃利天狗から先のはしごや鎖は一部凍っています、ストックなどはしまって3点支持で
   わかんやスノーシューの出番はなかったです。
   今後積雪や、気温の上昇による雪の状態の変化で装備が変わってきそうです。
   七丈小屋より先は七丈小屋の方やBlog等を参考にしてください。
   
下り:小屋直下の鎖やはしご場は慎重にあとは上りの時とおなじです。
トイレ:駐車場と小屋のみ 水場は登山道中小屋のみ

小屋への宿泊は事前連絡をお願いいたします。 
https://www.kaikoma.info/
難易度
Google Map
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感想コメント

大好きな甲斐駒ケ岳、黒戸尾根から上ってきました!
もう少しだけ雪を踏んでいたいから、白と青の景色がみたいから・・・。
そろそろトレランの大会も近いのでトレーニングも兼ねてこちらに。

以前日帰りしたコースですが、冬のコースタイムは色々不安があるので小屋に泊まってみようと思った。
こんな修行みたいな登山道の先に、通年営業の小屋があるなんてありがたい。
刃利天狗までは単調な道のはずなのに、雪があると気分が違う!
サクサクがりがりする音を楽しみながら軽快に上る!
あっという間に刃渡りから刃利天狗、この区間は3往復ぐらいしてもいいかな… まぁしないけど。
小屋手前のはしごと鎖場でメンズの小屋番さんとすれ違う。
「慎重にねーー」の声にびっくりして手を放しそうになった。
下山してくる方ともすれ違う、やはり下りのほうがやっかいな感じだ。

気づけばあっという間に小屋へ、なんと中途半端な時間だ!
山頂へいってしまうか迷うけど、ビールにつられてふらふらなかへ・・・。
歩荷の若者たちが3名、一休みしている最中だった。
初対面だというのに、登山道の途中にあった「動物の糞」が気になってその話を。
いやぁ申し訳なかった、次回からは気を付けよう。

とりあず素泊まりで、修行もかねてるけどビールはのんじゃうからね^^ 
歩荷の皆様の汗と涙の結晶の味がする!!ような気がする♪

夜中に小屋の外へでると、すでに強風。
だけど星空がすごーーくきれいでした。今まででイチバン!!
この日の宿泊は私だけ、テント場にも人がいない・・・。
甲斐駒ケ岳を独り占めしているかのような気分♪

夜じゅう風の音はやまなかったけど、予定通り起床しでかける。
朝ごはんに豆カレーを用意していたが、「朝からカレーなんか食えるか!」と一人つっこみ。
バランスパワーをぼりぼりしながら身支度&出発。
八合目までいければいいかな~とか思いながら、山頂に立っている自分が思い浮かぶ。
だが、八合目手間の急登で自分がゆれるほどの強風。歩いては台風姿勢の繰り返し。
一度岩陰へ戻り待機、2回チャレンジしたが体がもってかれる。
もう笑うしかなかった、雲一つない真っ青な空なのに!!
あと2時間ぐらい待てば風も弱くなる予報ではあったが、私にはまだやることがあった。
家に帰って床を磨きたい。(ほんとか?)

岩陰で悩んだ末、下山をすることにした。また6月に来よう。
七丈小屋で小屋番さんに美味しいチャリティーチャイを入れていただく。
次回の気になるルートの情報を入手し、「また来ます」と小屋を後にした。
下山の時間も岩と氷のミックスなので時間がかかるかと思ったが思いのほか早く下山できた。
下山途中に、昨日の歩荷青年隊に出会った!重そうだ~強くなってヒマラヤへ!!
私もいくぞ~~!ヒマラヤ!!の麓あたりへ・・・。

そんなこんなで、夕べ 月のものもきてしまい、温泉にもいかず家の床をサンダーで磨きました。











(地図の入力がうまくいかなくてごめんなさい)

フォトギャラリー

モルゲンロート

ここでアイゼンはきました

スケート靴はきたい

岩がでてきた♪眺望よし!

ずぼずぼポイントときどきですがしまっているから歩きやすい

久しぶりだ

降りてきた人、慎重に下山

今夜の寝床、七丈小屋

星空と夜景が素晴らしい

第二小屋もあります

八号目手前の急登

このあたりから強風

しばし待機

上ったり下りたり様子みる

あきらめるーーー(´;ω;`)

小屋によってチャイのんでかえります

こんな場所がいくつもあるから時間に余裕を

ゆとり登山終了

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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