トヨニ岳北峰・豊似川右股沢

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投稿者
小山田 隆博
日程
2018年08月27日 (月)~2018年08月28日 (火)
メンバー
小山田
他1名
天候
曇り時々雨
コースタイム
27日
国道236号線二股橋駐車帯(2時間)550m二股(2時間)枝尾根上(1.5時間)C1=550m二股
28日
C1(2時間30分)800m二股(2時間)トヨニ岳北峰(4時間30分)国道236号線二股橋駐車帯
コース状況
2016年の台風の影響で下流部はかなり荒れています。以前は500mくらいまであった林道跡も半分くらいは消失しています。
700m付近のゴルジュ帯には巨大な雪渓が残っており今年の沢はかなり雪解けが遅いと感じます。
800m二股の先と1100m付近に50mくらいの大滝がありますが落ち着いてみるとホールドスタンスがあり直登可能です。
 下りではパーティによりますが懸垂下降を2-3回することになると思います。極端な悪場はないので上級の沢へ向けての足慣らしにはもってこいの沢です。
難易度
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感想コメント

日高の沢は現在、2016年の台風の影響で林道が大きな被害を受けアプローチに大きく時間を取られる状態です。そこで今回は国道からすぐに入渓できる豊似川を遡行してきました。
 天気は残念ながら二日間とも雨ばかり。それでも焚き火が出来ただけでも幸せだったかもしれません。当初の計画では豊似川右股沢の枝沢を利用して枝尾根を乗っこしてヌビナイ川から北面直登沢を遡行するつもりでした。しかし初日は雨の上に前日からの雨で沢がかなり増水しており、枝尾根上に出たところで引き返しました。結局右股沢の途中でテントを張り、翌日に右股沢を往復しました。
 途中で巨大な雪渓もあり、大きな滝の登攀と変化に富んだ渓相で楽しむことができました。久しぶりの沢での長時間行動は体に堪えましたが、下降も含めて今後に向けてよい山行となりました。

フォトギャラリー

核心部は登り応えあります

国道からすぐに入渓ですがだいぶ荒れてしまいました・・。

始めは穏やかな流れです

まずは枝沢を詰めます

本流ではありませんが大きめの滝もあり、

水流が小さいくても侮れません

枝尾根上です。鹿の踏み跡がきっちりと付いてます

本流は絶賛増水中!

テン場です

二日目。霧雨模様でも進みます

次第に岩盤状の渓相となります

かなり大きな雪渓が残ってました

中には不安定そうなのも

こんな動物も発見!

800m二股奥の大滝。

大滝の近くで。正面のフェースを直上

なんだこれは??

ヒグマの死体でした!びっくり

頂上はこれしか目印ありません

二日間ともこんなガスの中でした

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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